金曜日は確かにオーバーワークだった。

 

土曜日、家具屋さんで咳き込む。買い物を終えて家に帰ってきたらぐったり疲れた。

熱を測ると36.9℃ なに?微熱?

いや~な予感がしてネットで「発熱したら~」って検索してみたら自治体の相談窓口の電話番号が記されていた。

さっそく電話。

でも「は?36.9℃?」みたいな対応。

そうだね、もっと重篤になってから相談するのかもね。

でもここは、夕方に予定していたジムをキャンセルして、家庭内別居とすこしの隔離ルールを決めた。

食事は作るけど向かい合って食べない。基本私はマスクをしている。洗い物は各自で。

家族内の予定もすべてキャンセル。

寝室は別にして、私は私のパソコンにDVD再生アプリをインストールして、部屋に閉じこもって嵐のDVD三昧!

とおもっていたけど、早々に就寝…疲れているのかなぁ

 

日曜日、朝は36.2℃だけど、ゆうがたになると36.7℃  平熱ではない。 不安。

抗体検査キットを発注。水曜日に届く・・かな?

 

月曜日、この日も熱は前日と同じ。咳はない。湿度が高いから喉も潤っている?

高齢者が多い太極拳のクラスを休む。読書とあつ森と嵐三昧で夜になる。

夫が即日発送になる検査キットを発注。彼も家庭内別居に草臥れてきて、白黒はっきりさせたいらしい。

 

火曜日、すこぶる元気。

昼に抗体検査キットが二つとも届く。

さっそく血液をプチっと採取して検査・・・陰性!

せっかくだからもう一つもやってみる・・・陰性!

なぁんだ、かるい風邪か、疲れか、自律神経の問題でしたか。

 

ということで、四日間、偽コロナ感染患者をしていました。

でもね、もし万が一だったら、私が接する高齢者や妊婦や幼児や働く人たちにどんな影響を与えていたか。

そう考えると取るべき措置だったと思っています。

 

で、その間に読んだ本。

ヤマザキマリさんの「たちどまって考える」は、まさにコロナ禍の世界と日本をグローバルな視線でみて考察している。

何が良い悪いではなく、そういう国民性、そういう民族性、その中で生きているっていうことを考えている。

「ボキャブラリーを増やして知識や教養を深めることは、会話や議論を豊かにするだけでなく、視野を広げ、思考力や想像力をも逞しくし、ひいては生きる力そのものを強くする」と、日本の教育に足りない部分を指摘している。

経済と、人の命と、どちらを優先するか。国の成熟度合いによってこうもバランスが違ってくるのかと思いました。

 

冲方丁さんの「アクティベイター」は、面白い!やめられない!

アクションと国際テロと日本の立ち位置が絶妙に絡み合って、500ページを超える長編だけど一気に読めた。

ヤマザキマリさんも言ってたけど、日本って、本当に脆弱な国になってしまっていたのね。

というか、日本が経済大国で発信力もあるなんて、幻想だと思い知らされている昨今、現実味のあるストーリーだった。

思わずグーグルマップで赤坂プレスセンターを調べてしまった。