国公立大学の定員は9万6067人である。自分自身も無事地方国公立大学に進学することになったが、ギリギリ入れたような感覚であった。私は家庭の金銭的状況からできれば国公立に進学し金銭面の負担をできるだけ少なくしたかった。もちろん私立大を馬鹿にするつもりは全くないが、金銭面などから国公立大学を好む人はたくさんいることは事実である。

 国公立大学の定員を考えると、同世代のトップ10万以内に入る必要がある。もちろん各大学で競争率は様々なので一概にはいえない。今回は一般試験で入る場合を考えてみる。まずは共通テストのボーダーを超える必要がある。特に共通テストの配点を重視する大学では二次試験での逆転はほぼありえない。

 

 もっと言えば共通テストで運命が決まる人もいるだろう。

 

ここが結構重要である。まずは自分がマーク方式のテストと記述式のテストどちらが得意なのかを知ることが第一歩である。なぜなら共通テストで高得点を取れる人で記述試験が苦手な人にとって二次の配点を重視する大学に出願しても逆転負けを喫するかもしれない。逆に二次試験で逆転できるだけの実力がある人でも共通テストを重視する大学とは相性が悪い。また二次試験の科目がⅠ科目で受けられる大学もあるので自分の得意科目で勝負できる場合も十分にある。

 もちろんどっちも得意になることが必要だが、マークの勉強と記述の勉強を両立することはかなり難しいと感じた。もちろん私自身の容量の悪さも関係あるだろうが、、、、 

 ここまで書いてきたが、決して志望大学を下げろという話ではなく、ただ単に様々な大学の入試方式を知っておくことも重要であると言いたいだけである。自分の学びたい学部や大学で学ぶことがもっとも受験で大切だと考えているので志望校は出願する前日まで下げる必要はないと言い切れる。

 最後にこの話は決して旧帝国大学などの難関大学にも当てはまらないとは限らないことを承知していただきたい。私はそんなに大口を叩ける身分ではないからである。