さあ、今回は誰もが知る人気者江原さんにご登場願いました。
この本の中で、愛を知らない子どもたちという表題があります。
せっかく愛の電池を持って生まれた子供でも、親が愛を十分に充電してあげないと愛を知らない陰湿な人間になってしまうのです。
その結果、力のないもの、女性、老人、いわゆる弱者に対する愛の代わりに、弱者に暴力を振るったりすることになるのです。
子どもを持つ両親は紙上をにぎわす凶悪犯罪の低年齢化に目を覆い、なぜそんな行動に走り、なぜ反省の様子もないのかと理解できないでしょう。頭を悩ますばかりでしょう。そして、うちの子に限ってと安堵することもあるかも知れません。
しか~し! 子どもの愛の電池が切れかかっていることを察することが出来ないと、テレビの中の出来事、絵空事、陰のおとぎ話は、その禍々しい影をぼくらの生活範囲に伸ばしてくるかも知れないのです。