「人は死ぬとき、21g体重が軽くなるという。その重さの意味は?失うものは?そして得るものは?」
みたいなね!
そんな感想並べて自分に酔ってるようなレビュー書く気ないよ。
単純にタイトルに惹かれて、前から観たいと思ってた作品だったんだけど、想像していた『メメント』 みたいな内容と雰囲気とは全然別物だった。
しかしながら構成は『メメント』にすごく似てて、観た人はまぁ分かると思うんだけど、時間軸がめちゃくちゃになってんのね。
まだ登場人物も把握してないうちから、開始10分でラストシーンとか映画のカタストロフィーと言える部分がバンバン出てくるし、その上主人公が三人もいるせいで、「え?誰?何これ?火事かと思った」くらいの勢いでとりあえず困惑する。
『呪怨』とかも同じようなふうだけど、あれはチャプターごとに分かれてるし、日本人らしいすっきりした作りになってるから平気だよね、これはそんなに親切じゃない。なおかつ撮影がぶれぶれのハンディカメラだから、いろいろ抵抗感じる人もいるかも(俺も序盤は感じた)。
なんかだんだん俺はこの作品を叩いてるのか?と勘違いしてきたけど、実は上記の事柄全てが監督の描いた完成像に欠かせないパーツだったんだろうね。
とにかく恐ろしいほど全てがリアルなんだ。
筋書きだけ見れば、吉川栄治の歴史小説並みに「いやいやそんなうまい話が…」みたいな感じではあるんだけど、観てると全然そんな印象を受けない。人の手が入ってるにおいがしない。
三人の数奇な運命が、すごく身近に、目の前で起こっていて、自分のことのように胸が苦しくなるよ。
それでいてエンドロールが流れだしたときには「お、おぉ~」とかうめきながら拍手をしたくなるような、「完璧な映画作品」になっているからすごい。
ただ、ジャック役の人がどうしても、メタリカのロバートトゥルージロ(こう見るとまるで回文みたいだ)に見えてどうもダメだわ。
というわけでブログの方でもちょこちょここういうことやってたんでいっそのことレビューのコーナーを設けてみました。今回は映画ですが、次は音楽かも知れないし、その次は小説かも知れないです。
一年後の世界のように、先のことは誰にも分かりません。
もちろん更新は不定期です。どうぞよろしく。
