こんな状況が長く続いたので、昨日、急遽イタリア人のヨガインストラクター
Paolaさんにお願いしてオンラインレッスンを開催してもらいました。
本当は、もう少し先に予定していたけれど、もしかしたらヨガをしたら
ちょっとは元気になれるかも、と思ったから。
毎回、状況を聞いて内容を考えてくれるPaolaさん。
昨日は呼吸法であるPranayamaレッスンが中心でした。
最初にウォーミングアップをしてから、1時間近く呼吸法が続きます・・・
左の鼻から吸って右の鼻で吐く。
左の鼻から吸って両鼻で吐く。
この組み合わせのバージョンをひたすら繰り返します。
途中で眠くなって正直飽きてしまい、ちょっとつまらないなと思いながら、
正面を見てみると、うちの猫がベッドの上でうつらうつら。
カメラを向けたら目を見開いてしまいましたが。
ところが、ある瞬間から頭がすっきりして、力がみなぎってきたような
気がしてきました。
しばらくして呼吸法が終わったので、Paolaさんに
眠くて眠くて仕方なかったけど、急に元気になった、と話しました。
そしたら、それは、からだにエネルギーが満ちてきたということなんですよ、
ヨガというのはそういうものなんですよ、と教えてくれました。
ただ、頭を空っぽにして呼吸を繰り返すだけで、こんなに元気になれるん
ですか?!
確かに、Pranaとは生命力、という意味だし、
ブレインジムでも呼吸反射について学びます。
胎児の頃や幼少期に、世の中はストレスに満ちていて、
生きていくには、何かをするためには、息を止めないといけない、と学んで
しまったら、その後はそういうパターンを生きるようになってしまいます。
大きく呼吸をして、肺に空気をためる余裕がなくなってしまいます。
中国の五行では肺経は「金」の要素であり、意志の力であり、信頼の源であり、
本能であり、自己価値の源であり、おそらく金=金銭にもつながるでしょう。
それなのに、その自然のエネルギーを拒否して、少ない空気で生きていったら
余裕がないですよね。
冷静に考えればわかるはずなのに、無意識に学んでしまったパターンは
人生に大きな影響を及ぼします。
いつも浅い呼吸でがつがつする人生を送るようになります。
実際わたしは、いつも何かを求めてがつがつしてきたように思います。
これから新しい生き方を望んでいるけれど、古くからの自分のパターンは
これだったんだな、そして、呼吸をするだけでこんなに力がみなぎるんだな、
ということが感じられました。
宇宙にゆだねて生きるためには、まずしっかり呼吸をして、自分を取り巻く
世界の豊かさを感じることから始まるのかもしれません。
Paolaさんは、Pranayamaで流れるようになったエネルギーはしばらく
からだに残っていますよ、と話していました。
そしてまたエネルギーが足りないと感じたら、呼吸法をやってみて、
と言われました。
実は人生は難しいことなくて、何でもかんでもやらなくちゃいけないことも
なくて、ゆったりしていればいいのかもしれないですね。
そう感じることができて、Paolaさんには感謝しています。
ありがとう!
ブログを読んでくださってありがとうございます。
是非ホームページにも遊びに来てください。