6年前

私たちはここで出会った


結婚してはじめて恋をした

でもそれは成就することはなく

切ない気持ちをここに記していた


そのブログを読んだ彼からメッセージがきた


私を慰める言葉

そして彼は彼女を突然亡くして

辛い日々を過ごしていることが綴られていた


私は

感謝の言葉と現状への労いの言葉を送った


それから彼は

毎日メッセージを送ってきた

次第に私も心を開き

彼のメッセージを待つようになった


はじめはお互いの傷を慰め合っていた

でもお互いが惹かれるまでに

時間はかからなかった




6年間色々なことがあった

悩み泣いた日もあった

でも毎日が幸せだった


はじめて愛するという意味を教えてくれた人

嫌なところすら好き

そんな風に思えた人


別れがあるなんて想像もしていなかった

こんなに大切な人だったなんて

彼が私の人生からいなくなるなんて


この先何を支えに生きていけばいいのか


今はただ無気力にただ毎日を過ごしている

彼のいない世界は何を見ても無色だ


出会わなけばよかった

こんな辛い世界があるのなら

私を見つけないで欲しかった


『mariaが俺を呼んどった。

この子に会いに行かなきゃいけないと直感で思ったんや。俺たちはどんな形でも出会う運命やったんや』


今もあなたを呼んでいるよ

また私を見つけ出してよ



戻ってきました

またみんなと繋がれたらいいな