今日はとっても天気が良くて気持ちいい晴れ

風は冷たくすっかり冬だけどお日様の当たるとこにいると気分も上がる。


雨の日はバス通勤と決めている。

道路の状況によって遅延することもある。

それは仕方のないことなので早めに自宅を出る。

月曜の帰り、雨足が強くなってて道路も混んでいる。待てど来ないバス。

イヤホン忘れたから時間が経つのが遅く感じる。

5分10分と待つが来ない。


そんな時バス停に現れた1人の女子高生。

傘を持っていなくて寒そうにしてた。

とても勇気がいったのだけど「入って?」と声をかけた。

「え?大丈夫ですよ」と言われたが

なんだかほっとけなくて「いいんよー」と傘に入れた。

「寒いでしょ?傘忘れたの?」と聞いたら

「朝は降ってなかったから大丈夫かと思って」と言っていた。


たわいもない話をする。

心臓がバクバクした。


人に優しくするってできそうで、できないときもある。

私は2ヶ月前に自転車で転けて、声かけてくれたときの嬉しさがあった。


人がどう受け取るかわからない。

だけど、行動したいと思った私に丸をつける。


時刻表より20分後に来たバスはぎゅうぎゅう詰めだった。「入れそうにないね?」と笑いながらとりあえず乗り込む。


その後彼女と会話もなく、私は降りた。

少しだけほっこりした。


これまでに

なんて声かけたらいいのかわからず、素通りしたこともあった。

そんな日の私はというと心の中にドロドロとしたものを感じがちだった。


どう行動するのが正解なのかはわからないけど

私はあの日、声をかけてくれた人からもらった優しいあったかい気持ちをだれかに渡したかっただけなのかもしれない。