仕事帰りに耳鼻科に行こうとチャリを走らせていました。
信号待ちで止まってて向こう側にヘルメット⛑装置してる小学生位の男の子とおじいさんが見えたので2人が先に渡ってから橋の手前の坂道を登ろうと考えてたのね。(子供ってどう進んでくるかわからなくて。ぶつかったりしたら危ないから)
ある程度のスピードが出てない状態での坂道登るのって私の自転車じゃ無理だった(普通のチャリ)
電動アシスト自転車なら登れたのかもしれん。
坂道の途中で「あ、ムリだわ」と悟って足つこうとしたけど踏ん張れなくて左側に倒れました
倒れる瞬間…スローモーションだった。
「え?これは倒れるやつ?」と少し冷静だった。
咄嗟に左手で地面を突いたので頭を打つこともなかったんだけど尻もちはついたね
でさ、すぐには立てない&自転車起こせなくて
呆然としてると転けてる私を見かけた人が声かけてくれて…「大丈夫?立てる?」と。
おじいさん2人とお姉さん1人と学生さん2人。
わーーー恥ずかしいやら痛いやらあったけど
「大丈夫です!ありがとうございます」と伝えれた。
声かけるの結構躊躇しがちなことだけど、声かけてもらって人の優しさが身に染みた
自転車の籠に入れてたサブバッグの中身が自分の周りに散乱しててまず、それを拾ってから立ち上がって自転車起こしたのよね。
あ、羽織シャツのボタンもぶっ飛んでたから回収。
この日、健康診断があって仕事休んでた旦那さんに電話。かける前は割と冷静に状況を話せると思ったんだけど声聞いたら安心したのか号泣しちゃって電話しながら泣いてたから信号待ちの人にも「どした??」って声かけられた。(大人になっても泣いちゃうのがわたしです)
「とにかく落ち着いてゆっくり話して」
「えっと自転車で転けて、大丈夫ですか?って話しかけられて…」
「今どこにおる?どこで転けた?」
「橋の近く」
「どこらへん?」
「会社近くの…うーんドコカワカラナイし手が痛くてぇとカタコトになる。
「目印になるものは?コンビニとか」
「前に一緒に散歩の途中寄ったファミマ」
「混乱してる様子でファミマ沢山あるじゃん」
「○○町らへん」
「歩けそうならそのファミマまで行って!すぐ行くわ」
左側に倒れたので左ぜんぶ痛い。
頭打ってないのは確かだ‼️
左手は痛かったけど右利きなので添える程度で頑張った!コンビニの駐輪場に停めて、あったかい物を飲もうとレモンティー購入。
なんかガタガタと震えてまた泣く
あの倒れる瞬間のスローモーションが鮮明に思い出される。
待つこと数分。
私の左手を見た旦那さん。
「骨折とかヒビ入ってる感じじゃないな」
過去に何度か骨折した経験がある。
ま、念のため病院行くか。
幸い歩いて3分のとこに整形外科が
金曜だからか、連休になるからなのか激混みで問診票書いて待ってたら「レントゲンとるなら1時間半以上待ってからの診察になりますがよろしいですか?」と聞かれ内心そんなに待てない、家で心落ち着けたい、もう帰りたい。
「明日だったら空いてますか?」と聞いたら
「そうですね、割と早めに順番来ると思う」と言われたので翌日にすることにした。
待って今日中に終わらせたほうが良くない?とも思ったんだけど、心が落ち着かなくてパニックになってたから看護師さんの優しい言葉にも心が反応しちゃってまた涙出たりしたからさ。
自転車は私が病院で診察待ちしてた時に旦那さんが職場まで乗って行って置かせてもらうことにした。
で、病院出て私だけ職場に行って店長やスタッフに報告して帰った。
「平らな道で転けたんか?」
「坂道途中ですよ」
「見た目的に怪我しとるように見えんけぇ安心したわ」
「すみません、ご心配おかけしました。腫れてないので骨折ではないかと。それに看護師さんに湿布貼って痛かったら薬飲んでね」って言われたことを伝えて帰ることに。
車に乗って旦那さんから
「すごい慌てようの電話だったけぇ骨折してるんかと思って向かいながらシミュレーションしてた」って笑われた。
こんなことは笑い話にしていたほうが気が楽だ。
私はけっこう自分責めに走るほうなので(知ってるーって声が聞こえそう笑)
映画のワンシーンみたいなスローモーションは今でも脳裏に焼きついているけれど
これからは無理しないで坂道は自転車押して登ろう。それがよいな。
身体は痛かったけど、心はほっこり。
世界は優しい
これは間違いなくそうだと感じた。
驚いた表情の人が多かったけど(そりゃ目の前で転けたんだもんねwー)
声をかけてくれた人の優しさに触れれた。
迷わず行動してくれたみなさんありがとうございました
きっと過去の私のままなら
話しかけないでオーラを出して、声かけられても
強がってただろうなー
こんな私に戻れたのは私が色んなことに勇気を出して行動してきたのもあるし(言葉にして褒めるの照れるが)
毎月グダグダな私の話を聞いてくれたわかーにゃのおかげだなぁと温かい気持ちでその日は眠りについた。
翌日の昨日、病院でレントゲンとって骨折もヒビも入ってないということで大量の湿布もらって帰ってきたー。
とはいえ、2週間経っても痛いならまた来てだって。病院は待ち時間長くてつらたんなので治ることを祈る。
出来ない動作があるのがやっかいだけど、徐々に自分流リハビリやって日常生活に戻っていけたらと思ってます。
ちなみに、尻もちついたとこと手首が痛いだけでどこも擦り傷ないので運が良かったのときっとご先祖様たちが守ってくれたのだと思います