息子のお友達に、まんま営業マンな、リーマンな子がおる。

なんつーか、まず 喋り方。

「こんにちは~、お久しぶりです~。お邪魔します~。」

「すいませ~ん、飲み物もらえますか~?」

「ありがとうございました~」

と、私に挨拶するのはもちろん こないだなんか

「今日も化粧 ばっちりですねv」 

とか 言われた。  ・・・・・・・。  誰? あんた。  どこの会社の人?

顔がまた なんとも ・・・眉毛太くて逆三角な目で・・・まぁ、子供っぽくない。

息子とゲームしながら喋る言葉も 大人びている。

「ちょっと ひとつ確認したい点がある」 と、ゲームを中断させる。

小学生が言う?? 「確認したい点がある」。 しかも冷静に。

「ちょ、ちょう!! 何?! 何や今のーー??!!」というのが正しい小学生の姿やろう。

なんて大人、おそるべし 「な○すみ」。

営業マンみたいにテンションは高くないかな・・・? その落ち着いた物腰。

何? 部長ぐらい部下を任されていそうな(笑) んん~。  精神年齢50歳な小学生。

親の離婚、再婚を経験している 大人な「な○すみ」。

新しいお父さんとも ちょっと距離をおいて接しているのか?? 気になる。

「○○くん、クリスマスプレゼント、サンタさんから何もらいたいの??」とニュー父。

「あ、サンタクロースいないの知ってますから・・・。」もちろんお父さんには丁寧語だろう。

「そ、そっか! あ、じゃぁ、プレゼントは何が欲しいかな??」苦笑いなニュー父。

「そうですねぇ・・・。ゲーム・・・かな。」

「お!ゲームだね!よし!一緒に買いに行こう!」張り切るニュー父。

「はぁ。」

 彼は「はい」じゃなく「はぁ」と返事する。 それは我が家に来た時もそうなのだ。

「はぁ。」という返事には「はい」というよりも何か「遠慮がち」な「妥協的」なものが含まれる。

「人に合わせる」配慮が出来る 大人な「なか○み」。

うちで私のマンガ 「NARUTO」を借りていく「な○すみ」。

「アイシールド21」も借りていく「な○すみ」。

再婚後、出来た弟達が双子で、双子用のバギーを押しながら散歩する「な○すみ」。

その双子の弟達を名前でなく「うちの赤ちゃん」と呼び 第3者のような目線で紹介する「な○すみ」

その双子の赤ちゃんが実は「な○すみ」の子供だと息子に言われる「な○すみ」。


そんな「な○すみ」が 子供らしく楽しく笑っているとおばちゃんは ほっとするんだよ。

今度はワンピースも貸してあげるからね。  


 おわり