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ある年の、クリスマス前。




世のカップルが浮かれている時期に

私は当時の彼氏とケンカ別れした。



元カノとコソコソ連絡を取っていると

知ってしまって、




やましい事はないのかもしれないけど、

これまでの苦い体験のせいもあって

許せなかった。




クリスマスは普段通りスナックで働き、

年末が近づいてきた。




そんな時、私が彼氏と

別れたことを知った友人から



「大晦日に暇してる男友達がいるから

遊んでみたら?」



と紹介されたのが

2人目の旦那になるY助だった。



どうせ私も暇だし、と了承した。



Y助は私よりも3歳年上で、

私の家から車で30分程の、

隣の市に住んでいる人だった。



会う前に何度かメールをして、

大晦日の夕方に待ち合わせをした。



初めて会ったY助は、

田舎にそぐわない

オシャレな格好をしていた。



センスの欠片もない格好をしていた私は

なんだか自分が恥ずかしくなった。



でも、そんな見た目なのに、

口を開いたら全く印象が変わった。



Y助の住む町には方言がある。



若い人はほとんど使っておらず、

ある程度以上の高齢者だけが

使っている、独特の方言だ。



Y助は若くてオシャレな見た目の癖に

思いっきりその方言を使っていた。



そして、天然なのか

話す事がいちいち面白い。



そのギャップにハマった。



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