私はようやく、離婚する決心をした。
届を出して、
諸々の手続きを終わらせると、
とてもスッキリした気分だった。
もっと早く別れればよかった。
出会わなければ一番良かったけど。
離婚届が受理された報告を
K太にメールすると、
電話がかかってきた。
K太『本当に出したの?』
私『出したよ。メールに書いたように
無事に受理されました。』
K太『なんで出しちゃうんだよ…』
…うん、もう突っ込まない。
私『そういう訳なので。
もう連絡する事はないと思います。』
K太『離婚したら全部終わり、
じゃないでしょ?
また新しく始める事だって出来るよ。』
…うん、突っ込まない。
私『何も始める気はないので。』
K太『なんでだよ。オレはこのまま
沙耶ちゃんと終わりなんて嫌だよ。
オレと別れてS郎と付き合うの?』
私『もう私と貴方は無関係なので
やめてください。切るよ?』
K太『待ってよ。
沙耶ちゃんにとってオレは
そんなに軽い存在なのかよ。
一花とももう会えないなんて嫌だよ。』
私『それじゃあ、一花の養育費を
払えるようになったら連絡してください。』
それだけ言って電話を切った。
この時のK太は無職だから、
慰謝料や養育費は
どうせ払う気も無いだろうし
取ることも出来ないだろうと
はなから諦めていた。
そして、この電話以降
20年近くが経つ今でも、
K太から一度も連絡はないし
養育費も1円も支払われていない。
でも、縁が切れたのは良かった。
いつだったか、ネットで
サイコパスの特徴を見たら、
面白いほどK太にピッタリ
当てはまっていた。
K太は典型的なサイコパスだった。
今、どこで何をしているのか、
生きているのかも知らないけど、
私のような被害に遭っている人が
いない事を願う。