いつまで経っても
K太は浮気相手と
連絡を取り続けていた。
私がどれだけ尽くしても
K太の気持ちが戻ることはなく、
ついに別れを告げられる日が来た。
「ゆいちゃんの所に戻るから
もう一緒にいられないわ。
離婚して。
これ、出しておいてね。」
そう言って、
記入済みの離婚届を渡された。
私は泣いて拒否した。
出て行こうとするK太に抱きついて、
必死に引き止める。
「離せよ!うざいんだよ。
また殴られたいの?」
そう言って拳を振り上げるK太。
「殴ればいいじゃん!」
私は目を瞑って叫ぶと、
K太にしがみついた。
しばらく私の体を引き離そうと
していたK太だったが、
私が全力で離れないように
しがみついていると
はぁ…と呆れたようにため息をついた。
「そんなにオレが好きなの?」
と笑ったK太は、
なんとこの状況で、
私の体を触り始めた。
他の女が好きで、
その人の所に行こうとしているのに、
どうしてこんな事が出来るのか。
私には全く理解できなかったけど、
これで、今日出て行くのは
やめてくれるかもしれない。
そう思って抵抗しなかった。
最後までやってから、
K太が避妊していない事に気付いた。
「中に出したから、
もしこれで赤ちゃんが出来たら
またオレに戻って来てもらえるかもよ」
笑いながら囁いて、
K太はそのまま出ていった。