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浮気を責めるどころか



別れたくない、

浮気相手の所に行かないで、



と泣いて縋りついた私。




今考えると信じられない。


本当におかしくなっていたと思う。




K太はまだ出て行く事はなかったが、



その日から、



私がそばにいても平気で

浮気相手の女とメールをしたり

電話で話すようになった。




嫌なのに、やめて欲しいのに、




別れるのが嫌で、

文句を言うことも出来ず、



甘ったるい声で浮気相手と話す

K太をぼんやりと眺めていた。




私は捨てられないように、

K太の気持ちを取り戻すために、



ひたすらK太に尽くした。



必死に働いたお給料で

生活費を賄って、

残りは全てK太に

パチンコ代として渡した。




毎晩、K太の夜の求めにも応じた。



どんなに疲れていても、

決して拒否しなかった。



私の反応が薄くてつまらないと

文句を言われたから、



本当は全然気持ちよくなかったけど

必死に感じているフリをした。




そんな病んだ日々を送るうちに

食欲が全くなくなり、

ほとんど食べることが出来なくて

体重は10キロ以上落ちた。



激ヤセした上に、

仕事中にしょっちゅう

目眩を起こす私は、

職場では腫れ物扱いだった。





そして、そこまでしても、

K太を繋ぎ止めることは出来なかった。



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