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結婚して一緒に暮らし始めてから、

徐々に暴言やモラハラ発言を

するようになっていったK太。



ある日、些細なきっかけで

K太を怒らせてしまった。



いつもなら喧嘩になっても

すぐに私が折れて謝るのに、



この時は私もK太にウンザリしていて

謝る気になれなかった。



「お前がそんな態度なら

もういいよ。別れよう。」



K太は喧嘩になると、

すぐに別れ話をする。



その度に私は謝って

別れたくないと縋っていた。



でもこの時初めて



「うん、いいよ。別れようか」



と言った。




次の瞬間。



K太は私を平手打ちした。



初めて手をあげられた。



頬がジンジンと痛い。



呆然と頬に手を当てる私を見て

K太は慌てて謝ってきた。



「ごめん、痛かったよね。

沙耶ちゃんが別れるなんて言うから。

本当にごめんね。

もう二度としないから。」



心から謝っているように思えて

とりあえずその場は許した。



でも、この平手打ちが、

地獄のようなDVの始まりだった。



この時を境にK太の中で

何かが変わってしまった。



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