「青い鳥症候群」これは、理想の職場を求め次々と転職をくり返す人――
結果実績がよければ問題はありませんが、無駄・無益・無意味な変遷となって根無し草のようになっていく人が多いものです。
この人々に共通することは、一つの小さなコトをおろそかにする、という事です。
大きな事を言うくせに、小さな事ができない、というタイプです。
「小事に忠実な人は大事にも忠実である。
大事に不忠実な人は小事にも不忠実である」
ルカによる福音書 第16章 10節
わずかなものに忠実な者が、多くのものを任せられます。
1秒は24時間分のうちの1、1円は百円分のうちの1
現代人はゼロからすぐに百を求めたがります。
まず「1」を知ること、「1」を行うことです。
1とは「位置」なのです。
あなたがその問題に立ち向かう姿勢です。
24時間のうちの1秒をどう使うか、百円のうちの1円を何のために費やすか
「1」に対するあなたの人間性が試されます。
「1」の集まりが百であり千なのです。
小さなコトを真面目にコツコツと積み上げる人にこそ
大事を任すことが出来るのです。
メーテルリンクの童話「青い鳥」にあるように
「幸せは、案外自分の近くに存在しているのかもしれない」と心を落ち着かせ
目の前のことをおろそかにしないことです。
現実を過小評価して、自分の幻想の世界で「理想」や「幸せ」のみをを追い求めると
結果的に辿り着くところは「不幸」という終着駅です。
自分で自分を追い詰めて「心を病まないよう」気を付けましょう…