「成功者になりたい」「成功したい」という願望は、この世の常です。

 

しかし、あなたにとっての「成功」とは一体何でしょうか?

  • どれだけ財産を増やしたのか?
  • どこまで出世したのか?
  • どんなに自らの名声を高めたのか?
  • SNSのフォロワーをどれだけ集めたのか?
  • 好きなことを好きなだけやれているのか?
人それぞれ、その答えや目指しているところ・基準は違うでしょう。
 
改めて「成功」とは何か?…を自分と真剣に向き合って考えてみませんか。
 
「成功」は大きく分けて二つに分類されます。
  1. 相対的な成功…他人軸で社会・他人の目が基準となっている見せかけの成功
  2. 絶対的な成功…自分軸で「達成感」「満足感」「幸福感」を基準とする成功
人間とは常に他人や社会の目を意識して、自分の評価基準を決めてしまいがちです。
しかし、それらは他人軸の物差しで測った成功であり、たとえ人生のレースでそれらの物を手に入れたとしても、永遠の満足感や幸福感を手に入れることは出来ません。
なぜなら、それらは全て「いつか朽ち果てる冠」に過ぎないからです。
「真の成功」とは、「永遠に朽ちることのない冠」を得ることであり、それは絶対的な物差しで測られた物でなくてはなりません。
 
「揺るぎない自分軸」を持ち、他人の物差しに左右されない、強い信念を持つ者だけに与えられる「朽ちることのない冠」なのです。
 
他人軸での成功者は、成功のゴールを切った後に「その目的」を見失い、努力をやめたり、熱意をなくしたりして持続・継続が困難になるケースが多く、最終的には朽ち果てる結果になりがちです。
 
自分軸の信念で成功を勝ち取った人々は、決して情熱を捨てず、社会貢献をしたいという意欲に駆られていき「永遠の朽ち果てない冠」を得ることに繋がっていきます。 
 
そうです「成功の定義」が違うと、その後に辿る道も全く変わってきてしまいます。
 
それまで以上に一生懸命働き、良い結果を残し、社会貢献の努力を怠らない人こそが真の成功者と褒め称えられます。
 
私たちは「永遠に朽ち果てない冠」を得るために、真の成功者となるための自分軸を追い求め、人生を歩んで行くべきなのです!   
 

あなたがたは知らないのか。競技場に走る者は、みな走りはするが、賞を得るものはひとりだけである。あなたがたも、賞を得るように走りなさい。しかし、すべて競技をする者は、何ごとにも節制をする。彼らは朽ちる冠を得るためにそうするが、わたしたちは朽ちない冠を得るためにそうするのである。

        ~新約聖書 コリント人への第一の手紙 第9章 24節-25節