コップにくんだ水に赤いインクを垂らす。
ここで発生している物理は二つあるとのこと。
- 重力や分子間の力の作用
- 多数の分子達が取り得る配置で最も可能性が多い状態に移行する。
今まで、物理現象と言えば、力の作用をイメージしていましたが、実際には配置の可能性の数が大きいものに移行する傾向があるということを知りました。
勉強していたのですが、今回、そのイメージの一端を掴むことが出来ました。
そんなあやふやなものが理論として成り立つのかなと思いましたが、現在、統計物理として大きな成果を上げているようです。
久しぶりにブルーバックスを読みましたが、分かりやすかったです。