WRC2017 開幕 | ドイツ、フランス、イタリア、ヨーロッパのクルマが好き

ドイツ、フランス、イタリア、ヨーロッパのクルマが好き

自分の好きなヨーロッパ車のニュースがメインのブログです。
クルマ以外のこともときどきネタにします。

 WRC(世界ラリー選手権)が開幕しました。

 
 
今年の話題は、何といっても名門トヨタの復活です。
 
トヨタは1984年から1999年まで参戦し、ドライバーズ・タイトル4回('90,'92カルロス・サインツ、'93ユハ・カンクネン、'93ディディエ・オリオール)、マニュファクチャラーズ・タイトル3回('94,'95,'99)を獲得しています。
 
特に1990年代にセリカGT FOURでタイトルを獲得したカルロス・サインツに人気があり、日本ではセリカGT FOURカルロスサインツ・モデルが限定販売されました。
 
私はこの頃の印象がとても強く残っていて、今でもダカールラリーで活躍しているカルロス・サインツを応援しています(今年は残念ながらリタイアでした)。
 
さて、トヨタの参入と昨年終盤に電撃発表のあった、強豪フォルクスワーゲンの撤退を受けて、今年は体制が大きく変わりました。
 
昨年までフォルクスワーゲンに在籍していた、ワールドチャンピオンを4年連続獲得しているセバスチャン・オジェがM-SPORTに移籍。
また、同じくフォルクスワーゲンのセカンドドライバーのヤリ=マティ・ラトバラがトヨタに移籍しました。
この2人の移籍でWRCは大きく揺れました。
 
今年の台風の目は、元フォルクスワーゲンの2人と、次のチャンピオン候補と言われている、ヒュンダイのティエリー・ヌービルの3人の戦いになるだろうと予想します。
 
 
------------------------------------------------------------------------- 
■Mスポーツ・ワールドラリーチーム
 拠点:イギリス
 設立:2006年
 代表:マルコム・ウィルソン(イギリス)
 マシン:FORD FIESTA RS WRC
 
 
●セバスチャン・オジェ
 国籍:フランス
 年齢:33歳
 成績:39勝ワールドチャンピオン4回
 
 
●オット・タナック
 国籍:エストニア
 年齢:29歳
 成績:最高3位
 
 
●エルフィン・エバンス
 国籍:イギリス
 年齢:28歳
 成績:最高2位
 
 
 
 
------------------------------------------------------------------------- 
■ヒュンダイ・モータースポーツ
 拠点:ドイツ
 設立:2012年
 代表:ミシェル・ナンダン(モナコ)
 マシン:HYUNDAI i20 WRC
 
 
 
 
●ティエリー・ヌービル
 国籍:ベルギー
 年齢:28歳
 成績:2勝
 
●ヘイデン・パッドン
 国籍:ニュージーランド
 年齢:29歳
 成績:1勝
 
●ダニエル・ソルド
 国籍:スペイン
 生年:1983年
 成績:1勝
 
 
 
------------------------------------------------------------------------- 
■トヨタ・ガズー・レーシングWRC
 拠点:日本
 設立:2016年
 代表:トミ・マキネン(フィンランド)
 マシン:TOYOTA YARIS WRC
 
 
●ヤリ=マティ・ラトバラ
 国籍:フィンランド
 年齢:31歳
 成績:16勝
 
●ユホ・ハンニネン
 国籍:フィンランド
 年齢:35歳
 成績:SWRCチャンピオン1回
 
 
 
------------------------------------------------------------------------- 
■シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチーム
 拠点:フランス
 設立:2000年
 代表:イブ・マトン(ベルギー)
 マシン:CITROEN C3 WRC
 
 
●クリス・ミーク
 国籍:イギリス
 年齢:37歳
 成績:3勝
 
●クレイグ・ブリーン
 国籍:アイルランド
 年齢:26歳
 成績:3位
 
●ステファン・ルフェーブル
 国籍:フランス
 年齢:24歳
 成績:最高5位

 
 
 
 
 
コーヒー
今年はトヨタの参戦で例年になく注目度が高いWRC。
スバルが撤退してから日本での開催がなくなりましたが、トヨタが活躍し再び人気が出てきたら、来年から日本での開催も夢ではありません。
 
トヨタに頑張ってほしいですが、私が一番応援しているのは、ヒュンダイのヌービルです。
実力はかなりあるので、オジェとタイトル争いをやってほしい。
 
また、トヨタのおかげで民放TVで放送されることになったのはとても嬉しいです。 
 
バイバイ