ヒューズリセッターを作った | 電子工作見習い中

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電子工作や、車いじり等趣味でやっていることを、
日記に残していきます。

ATMEGA328P マイコンへの書き込み時に、ヒューズ設定を間違えてしまい、
動かなくなってしまった物が、溜まってしまいました。


棄てるには、しのびません。


インターネットで調べると、高電圧のパラレル書き込みをすると、
初期値に戻せるらしい。という事が、判りました。


更に、それを、Arduino のシールドで、作っちゃった方がいらっしゃいました。


Jeff Keyzer さんのサイトです。
(http://mightyohm.com/blog/2008/09/arduino-based-avr-high-voltage-programmer/ )


回路図も公開されています。


よし、それを、作って見よう。


必要部品は、


 ・Arduino 用シールド基板
 ・28ピンソケット
 ・2SC1815GR 1ケ
 ・1K Ω抵抗 20本
 ・タクトSW 1ケ
 ・LED 1ケ
 ・12V ACアダプター用ジャック 1ケ


という事で、手持ち部品で間に合いました。


Arduino 用シールドは、秋月のC基板に、自製のピンをつけた物が、
ちょうど1ケ有ったので、それを使いました。
(このシールドの作り方は、後日書きます。)


回路的に難しいところは無いので
スズメッキ線の這いまわしを考えるだけです。


28ピンソケットは、接続の無いピンのうち、
2ピン、26ピン、27ピンは、抜いてしまい、
裏面の配線をやり易くしてしまいました。


出来上がった物を、接続間違いが無いか、しっかりチェックしました。
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部品面側です。
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ハンダ面側です。
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さあ、本番です。


Arduino に、上記サイトのスケッチをアップロードしました。
(ただし、ATMEGA328P のデフォルトのヒューズビットに修正してあります。
 #define HFUSE 0xDF → #define HFUSE 0xD9
と、しました。)


手順は、上記サイトの通りやって見ました。


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書き込みは、一瞬で終わりました。


マイコンを外して、AVRISPmk2 で、認識するか、確認しました。


ジャーン!


駄目じゃん。


頭を冷やして、二晩考えました。


どうも、書き込み手順が良くなかったのではないか。
という、結論に達しました。


上記サイトの説明では、


 ・Arduino にスケッチをアップロードする。
 ・シールドを取付け、DC12Vを接続する。
 ・LEDが点灯するまで待つ。
 ・ヒューズ修正するマイコンを取り付ける。
 ・ボタンを押す。
 ・すぐ、LEDが再点灯すると、マイコンが使えるようになる。


という、事でした。


DC12Vを接続してから、マイコンを取り付ける事になるのが、
気になります。


そこで、DC12Vを接続する前に、マイコンを取り付けて、
DC12Vを接続したら、速やかに、ボタンを押すようにして見ました。


祈る気持ちで、マイコンを外して、AVRISPmk2 で、認識するか、確認しました。


今度は、ピンポーンでした。


ヒューズが、初期値に戻っていました。
シグネーチャも読み出せました。


よしよし、残りもやって見よう。


結果は、2勝2敗でした。


全勝ではないけど、うれしいです。


ダメだった2個も残しておこう。
やり方を、見直してみる余地が有るかもしれないし。


次は、attiny2313 を何とかしないと。