みなさん、こんにちは!
年も押し迫って来ましたね。
年々、年末~年始ムードを感じなくなりつつある僕です・・。
今年のクリスマスなんかな~んとも思いませんでしたし!
僕の年末の恒例行事は大掃除なので、それをやり始めると、あ~年末だなあとは思いますが・・。
今年の年末の仕事はか・な・りストレス&疲労が満載でした(このブログでも書きましたね)。
そういう状態で大掃除に突入し、疲労&ストレスがさらに追い打ちを掛けて来ましたので、なんとまた歯茎が腫れてしまったんですよ・・。
これが痛い、痛い、激痛です。
顔の左側がボコっと腫れてます・・。
ちょうど2年前の同じ時期に激痛に襲われまして、そのコトの顛末をブログに書きましたが、またそれと同じ症状に襲われてしまったんです。
左の奥歯のあたりがジンジン痛み始め、とうとう激痛に・・・。
これ、いわゆる歯周病で、昔なら歯槽膿漏と言われてたやつです。
普段は免疫でバイ菌を押さえ込んでいますので痛みとかはないのですが、疲れた時やストレス過多のときに免疫が弱って発症するんですね。
その奥歯はすでに根っこがなく、最悪抜歯~ブリッジの入れ歯かインプラントという状況なんです。
2年前はとりあえず抗菌剤で痛みと腫れを抑えて、それで奥歯がグラグラしてなかったら様子を見ましょうということだったんです。
運良く、奥歯がグラグラすることがなかったので抜歯はしなかったんですね。
今回も痛みはありますが、グラグラはないので、とりあえずこの腫れと痛みをなんとかしたい。
歯医者に行けば抗生剤をもらってすぐに治るのですが、なんか気が進まないんです・・。
大掃除が忙しいというのもありますが、今回同じ症状で歯医者に行くと抜歯だとかブリッジだとか、ここも悪い、あそこも悪い、全部治せと言われることが予想されるんですね。
それがほんとに嫌なんです!
あ、歯医者はもちろん僕のことを想って言ってくれるんだとは思いますが、歯医者ってなんでああお節介なんですかねえ。
ま、それはさておき、なにか歯医者に行かずに済む方法はないかとネットで調べてみたんですよ。
すると、そういう症状に効く薬があると!
デントヘルスという塗り薬で、細菌を強力に殺す成分も入っているとな!
早速買い物に行ってる嫁にLINEして買って来てもらいました。
で、塗ったのですが、これが割と効くんですよ。
あれだけ痛くてバファリンを飲まなければ寝れないような状況だったのに、普通に寝れるくらいに痛みが治まったんですね。
用法としては1日2回患部に塗ると言うことですが、僕はしょっちゅう塗ってるんです。
すると腫れもだいぶ治まって来て、痛みもちょっとジンジンする程度に治まった!
これ、効くじゃん!
しかし、ちょっと疲れたりストレスを感じるとまた痛くなるんです・・・。
でもこの薬を塗ると治まりますので、今回はこれで年末年始をしのごうと思ってます。
ところで、この大掃除のストレスって何か??
それはですねえ・・・なんでこんなに汚いの??!と思う事!
もうねえ、嫁がダメ!
掃除が全く出来ないんですよ・・。
掃除どころか整理整頓が出来なくて、なんで文庫本がこんな所に突っ込まれてるの??とか、なんで衣類がキッチンの戸棚にギュウギュウに詰め込まれてるの??とか、そういう壊滅的なレベル。
そんなのを見るたび、カーっとなってストレスが溜まるんですよ・・・。
なんだかスーパーのビニール袋が溜まりに溜まってたり、これここに置いてるの忘れてるでしょ、というモノがあちこちにある・・・。
買ったは良いけど、それを忘れてるんですよ。
もう完璧にADHDですね、これ。
なんでこんなモノがここにい?!!!というのが後を絶たない・・・。
そして、こんなに僕が苦労して家中を掃除してるのに、手伝おうとする気配すらない!
買い物に行くと言って出て行ったら最後、5時間くらい帰って来ませんからねえ・・・。
家に居ると手伝え!と言われるのが判ってるので逃げるんですよ。
それがまたストレスで・・・。
そんなこんなが溜まりに溜まって激痛に襲われたと言う次第なんですよ。
2年前も同じだったんでしょうね。
仕事のストレスと大掃除のストレスにやられて、ねえ・・・。
とりあえず、あとは風呂場を残すのみとなりましたので、後1日で恒例の大掃除が終わります!
でもまあ嫁の整理整頓が出来ないのは一生直らんですなあ。
さて今回は今年最後のブログということで2014年を総括しようと思っていますが、ちょっと気になるニュースがありましたので、それについて少しだけ話をしましょうか。
大学入試の話です。
なにやら2021年から大学の入試の方法を変えると言う話があるんですよ。
今まではいわゆるペーパーテストの点数のみで大学の合否が決まってましたよね?
それが2021年からは”人物重視”の試験に変更するそうで、面接とかグループディスカッションとか小論文とかが導入されるそうです。
その目的はと言いますと、”複雑・多様化する社会では、自ら課題を見つけて解決する「問題解決型能力」が求められる。探究心、柔軟な思考力・判断力も必要だ。その能力を高校以下で養ってほしい”ということだそうです(毎日新聞Web版より)。
・・・高校生でそんなこと出来ますかねえ???
それって大学の4年間で養っても遅くないですよねえ。
こういう大学入試改革の背景には、おそらく企業側からのリクエストもあると思うんですよ。
とにかく使えねー人材ばかりだ、と(老若男女問わず)。
だから、なんとかしてくれと。
まあこれは僕の想像でしかないのですが、それだったら別に大学でそういう能力を養う教育をしても遅くないと思うんですよね。
それを大学に入る前の段階で身につけろって、オマエは出来るのか?!!!って話ですよねえ。
出来てないでしょ??
いや、今だって出来てないでしょ??
こういうアホみたいな改革案を出してる時点で使えねー、じゃないですか。
大学に入る段階で協調性があってコミュニケーション能力がある人を選別しようとしても、その絶対数が極端に少ないので選抜が成り立たないですよねえ。
さらに、そういう人ばかり合格させた場合、日本からノーベル賞受賞者がいなくなってしまいますよ。
優秀な研究者の中には人と接するのが苦手て、研究室で黙々と研究して成果を出すと言う人も居ますよね??
そういう人を排除しろと文科省は言ってる訳です。
さらに、そういう試験方法にするとすぐに対策本が出ますし、予備校も対策します、はい。
企業の入社試験で導入されているSPIテストもその対策本が世の中に出回っていて既にそれで選別出来ないらしいですしね。
で、もし、そういう問題解決能力とコミュニケーション能力を持った人ばかりが大学にいると、まず気持ち悪いですよね!!
大学なんて自由で、勉強するのもしないのも自由、そして多様で面白い学生がいたり、そういう場所だと思うんですよ。
そういう中でノーベル賞を取るような研究者も出てくれば、起業してビッグになる人も出て来る訳です。
要は、大学は出る杭は打たれるみたいな人材がたくさんいるような場所でないとダメだと思うんですよね。
それをみんな良い子ちゃんみたいな画一的な人材ばかり大学に合格させるなんて愚の骨頂ですよ。
最後に一つ言わせてもらうと、問題解決能力、コミュニケーション能力、リーダーシップなんて教えて得られるものじゃないんです。
残念ながら生まれながらにしての個人差だ、というのが僕の持論です。
かのノムさん(野村克也さん)もおっしゃってます。
4番とエースは育てられない、と。
そういう人材はもともと生まれもっての潜在能力を持ってて、周りが出来る事はその潜在能力に気づかせる程度のことなんですよね。
残念ながら才能と言うのはそういうもんです。
なので、結論としては、大学は今まで通りテストの点だけでOK。
人材の問題解決能力やコミュニケーション能力は企業が選別すること。
それに尽きますよ・・・。
さて、では2014年の総括をいたしましょうか。
前置きが長くなりましたので、出来るだけ手短に・・・。
まず仕事ですが、今年は2製品を出荷する事が出来ました!!
いずれも今までにやったことのない特徴を持ったICでしたが、なんとかほぼ1回目の試作品のまま製品化することが出来ました。
これって大変なことなんですよ~。
今までにやったことのないモノを一発で完動品にする・・。
そのためにはありとあらゆるケースを想定して保険に保険をかけて試作品を作ると言うことをしなければいけないのですが、あらかじ起こりそうなリスクを想定するということはなかなか難しいんですよね。
今年の2製品は運良くそれが功を奏しましたので、スムーズに世に出す事が出来ました。
さらに、ちょっと前にお話ししました、スケジュールが遅れそうで死にそうだった開発案件もなんとかスケジュールをキープして試作品が作れそうですし、僕が直接担当した製品も試作品がスケジュール通りに出て来ることになりました。
ということで、今年は合計4製品をオンスケジュールで遂行させる事が出来たので、これは良かったですね!
しかし、一見順調に見えている開発案件でもやはりいろいろと苦労があるのですが、その中で今年一番苦労したのが人材育成なんです。
僕のグループは少人数で、平均年齢もそこそこ高いんです。
以前お話ししたスケジュールギリギリの件の主担当者も僕より年が上のメンバーですしね。
なので、正直なことを言いますと、メンバーにはもうちょっと力を付けてもらいたいんです。
僕もエラそうには言えませんが、そういう僕から見ても力不足です。
どう力不足なのかと言いますと、上の大学入試の話ではないですが、まず問題解決能力が足りない。
というか、問題設定能力、つまり、今何がどう問題なのかの設定がまず出来てない・・・。
それが出来ればもう問題は半分解決したも同然なんですけどね。
今何が問題で、その原因が何で、どうやればその原因を排除出来るのか、出来ないのか、出来ない場合はどう代替案を作るのか、やはり代案さえ作れず諦めざるを得ない状態なのか、その順序立てた思考が出来ないんですよ。
この思考をするためにはやはり問題設定をまずしなければいけないんですね。
それが出来ないとどうしようもない・・・。
老若男女問わずウチのメンバーは問題や不具合が起こった時に、これこれこういう現象が起こっていて、おそらくこれが原因だと思うんですよねえ・・と言うところで止まるのですが、毎回僕が言うのは、それを確認しましたか?ちゃんと理論的にそれが試作品独自の現象で、それが理論的に推定される原因だと言えますか?ということなんですよ。
何が言いたいのかと言いますと、現象の把握と原因推定を理論的(定性的でも定量的でも)にやった上での報告なんですか?ということなんです。
こういう不具合が起こった場合、測定系をちょっとイジってみて?というと解決しちゃう事も多々あるんですね。
つまり、試作品の不具合ではなくて測定の仕方が悪かったために変な現象が起こってたと。
ということもあるので、その現象が測定系とか外部要因ではなく僕たちが設計した試作品の実力なのかどうかをまず見極め、さらにはその原因を理論的にある程度絞り込まなければいけないんですね。
しかし、まず試作品の実力なのか外部要因が原因で起こっている現象なのかの見極めすら出来てないんですよ・・・。
問題設定すら出来てないんです。
うちのメンバーだけではないのですが、起こった不具合、問題に対する見解がなんだか占いと同じレベルの予想にしかなってないんですよ。
これじゃあ原因究明なんて出来やしません。
残念ながら今はその問題設定の仕方から教えなきゃイケナイ状況なんですね。
しかし僕に言わせれば、そんなことは新人~入社3年目くらいの人材にすることで30半ばを越えた人材にするこっちゃないんですよ。
ということで、一般的に見てもうちのグループの技術レベルは全然低いんです。
来年はここをまずなんとかしたいと思ってますが、ここは持って生まれたものが効いて来るところですので、ダメな人はダメなんでしょうけどね・・。
とにかく、今は、やってみせ、言って聞かせてさせてみて、のやってみせの段階ですね・・・。
褒めるまではなかなか到達しないとは思いますが、来年はなんとか褒める段階まで持って行こうと思っています。
ということで、2014年の仕事に関しては、順調にすべてコトが運んではいますが、人材育成というテーマを来年からまた引き続きやっていかなければなあといったところでしょうかね。
そして、趣味のほうはと言いますと、ようやく思った通りにギターが弾けるような感じになって来ました!
思えば2年前くらいにギターが上手くなることを目標にし、毎日5分でも1分でも良いからギターに触るようにしてきました。
今までは苦手な事は避けてたのですが、出来るようになるまで毎日毎日繰り返し繰り返し練習しましたね~。
すると不思議な事に、出来るようになるんですよね~。
バンドの方はと言いますと、メンバーの中には忙しかったりプライベートでいろいろと大変な人もいますので、なかなか全員集まって練習する事もままならないのですが、なんとか形になって来ましたし、9月の初ライブは立ち見が出るほど大盛況!
しかしそのデキはと言いますと、全然満足出来るものではないですので、ちょっと心残りでしたね。
ここ1~2ヶ月でグっと演奏力も上がりましたので、来年はそのいい状態でライブをやりたいと思ってます。
で、来年の目標はと言いますと、仕事面ではまず特許をもっと出したいですね。
そして企画から来る厳しい要求仕様の回路設計や今まで解決できていない特性の改善など、やることは一杯です。
ギターもさらに磨きをかけて、誰が見てもコイツうめえなあと言われるくらいになろう!
あ、ブルースバンドもまたやりたいな。
そうそう、もっと面白いブログを書く事も目標の一つです!
ではみなさん、今年1年、ほんとにお世話になりました。
また来年も好き勝手書きますが(間隔が空いたらゴメンナサイ)、よろしくお願いします!
では、良いお年を!!