新記録優勝のTOHINが霞むほどのKANANO熱気で甲子園が終わった。
仕事のタイミングが合い、運よく準決勝~決勝と吉田君を観ることができたが、
まさに 「吉田ハンパねぇ~」 であった。

欲を言えば・・・準決勝と決勝の間に1日休息を空けることができたら・・・
決勝の試合は僅差の好ゲームになったに違いない。
準決でのピッチングを観る限りでは、吉田君の投手としての資質は
すでにプロレベルかも知れないと思ったほどうまかった。
何より、打者との駆け引き、ランナーとの駆け引きがクレバーで、
試合運びへのギアのチェンジも的確で冷静だった。

聞けば、吉田少年は小学3年から投手一筋とのこと。
甲子園出場の時点ですでに 経験10年 というベテランである。
想像するに・・・おそらく、あらゆるケースを体験してきたに違いない。
結果的に 勝ったり・負けたり を繰り返す中で、彼なりに
試合の中でのピッチングというのを構築してきたのだろう。
準決でのピンチにおける冷静な投球術にそれが感じられた。

決勝は 4回までが自分のピッチングだった と回顧していたが、
観る限りではその前に下半身が限界だったように思えた。
(万全の状態で対戦させたかったなあ) 
3ランを打たれて 6-1 になったところでギブアップだったろう。
10年投げて来て、初めての体験に茫然自失だったと思える。
他の選手も同様で、大差の後の淡白な攻撃にそれが現れていた。
百戦錬磨のTOHINと田舎の公立との差は歴然だったな。

さて、次の目玉は秋のドラフトである。
吉田君本人から 「プロへ」 「巨人が好き」 などと声が出てきた。
ドラ1の駒が一つ増えただけでも悩ましいことこの上ないだろう。
何しろ、藤原君、根尾君、吉田君と3人がいるのだ。
誰を指名しても残りの2人は他に引かれる可能性が大きいから、
ヘタすれば全滅、最高で2人獲得など、大きなドラマになりそうだ。
昨年の清宮フィーバーよりはるかに面白いドラフトになるだろう。
一位指名が 誰で 何球団の競合抽選 になるのか・・・
今年は久々の 当たり年 である。