暮れから計画していた新年最初の東京散歩で上野鈴本演芸場の初席に行ってきた。
 
正月興行は一年で最もいいメンバーが揃って高座に上がるので お得!なのだ。
 
この時期は噺家が都内の定席を走り回っているからどうしても交代出演ということになる。
 
お目当てが出ればいいが、ハズレになるとコスパは大きく下がってしまうので賭けでもある。
 
 
まずはお茶の水から清水坂を登って湯島天神へ。
 
膨大な量の合格祈願絵馬を眺めながらお参りして石段を降りる。
 
近くのとんかつ屋でビール1本にロースを食べ、そろそろか?と戻るとすでに40人近い行列だ。
 
仕方ないので寒空の下、陽が当たらない方の歩道に並ぶ。
 
(ちょっと恥らいながらであるぞ。=前項参照)
 
この寒さに席亭も気を利かせて15分前に発売開始となった。
 
●新春初席第二部(2:20~4:50)は次のとおり・・・
 
マジック   松旭斉 美智・美登 (松の絵の扇で踊っただけ。どこがマジック?か)
落  語   五明楼 玉の輔 (開口一番であるのでヨタ噺のみ)
落  語   林 家 正 雀 (鴻池の犬)
漫  才   ロケット団 (お目当てその1
落  語   鈴々舎 馬 風 (相変わらずの無駄話。いくつになっても二つ目の かえる のままだ)
落  語   柳 家 喬太郎 (お目当てその2.時そば)
落  語   川 柳 川 柳 (相変わらずのジャズねた。今年81になるそうだ)
マイム    カンジヤママイム (いつ見てもこのパントマイムは素晴らしい)
落  語   五街道 雲 助 (お目当てその3.子ほめ)
落  語   古今亭 志ん輔 (お目当てその4.目薬)
  ---お仲入り---
ものまね   江戸家 猫八 (倅の子猫も高座に上がっての親子鳴き真似)
落  語   春風亭 正 朝 (お目当てその5.浮世床)
紙切り    林 家 二楽 (お目当てその6.宝船!とお題を叫んで切ってもらったぞ
主  任   林 家 正蔵 (こぶ平が化けた。うまくなっていて驚いた。鼓の滝)
 
どうですか。すごいメンバーでしょう。これで¥3500だから演者@250円ですよ!!
 
おまけに私のお目当て6人すべて出演でパーフェクト!一番のお年玉となりました。
 
 
鈴本を出たところでカミさんが「ハンズに行きたい」というので、目の前に停まっていた
 
都バスに飛び乗った。「小滝橋車庫行き」・・・多分「早稲田」を通るだろうと勝負。
 
バスは池之端を左に折れ、天神下を右折して春日通りへ入る。
 
本郷三丁目から後楽園を横に見て坂を上がり、動坂を折れて大曲から目白通りへ。
 
江戸川橋を過ぎれば予想したとおりに早稲田だ。ここで都電に乗り換える。
 
鬼子母神、雑司ヶ谷を見て、東池袋四丁目で下車。
 
サンシャインを目指して歩き、寒いのでビルの地下道へ入る。
 
成人式帰りの若者たちとすれ違いながら、動く歩道からエスカレータを上がれば、
 
はい!そこがハンズだ。
 
(打ってるアタシも疲れたが、読んでるアナタも疲れた!=たがや(落語)参照)
 
 
ハンズ6階でできたての紙切り「宝船」を入れるA-4の額とバック紙の赤いラシャを買い終了。
 
東は好かないので地下を渡って西の「ライオン」まで歩く。
 
若造の団体が来ないライオンは本当に落ち着く。客一人当たりの空間が広いのだ。
 
エビス~ハーフ&ハーフ~黒~梅酒~モスコウミュールときて大満足。
 
帰りは疲れて公園前からタクシーに乗車、21時ジャストに帰宅。
 
正味10時間の東京散歩、今回は大当たり大満足の一日でした。
 
 
 
●額に入れた宝船を見て ハタ!と気づいた。
欲しかったのは宝船に乗っている「七福神」だった。
だから「宝船!」ではなく「七福神!」と声をかけるべきだった。
(紙切りの定石=七福神は必ず宝船に乗っている)
まあしかし欲張るのはよそう。
家のカミが喜んでノッてくれたのだから・・・お後がよろしいようで