CコーヒーのFさんから「もう紹介する店はありません」と決別の辞をもらった後、
 
タイミングよくAコーヒーのSさんから電話がきた。
 
原宿にOPENする「たこやき&お好み焼」の店でNo2を探しているという。
 
経営は青山に様々な店を出している「A企画」という会社だそうだ。
 
今ならHPで調べることができるが、当時はまず会ってみないと何も分からない頃、
 
詳しい話を聞くべく青山へ出かけた。
 
キラー通り手前のドーナツ屋角を入ったところに事務所があった。
 
1Fは喫茶店「チックタック」・・・名前のとおり壁一面にアンティークの掛け時計が飾ってあった。
となりは日本そば「権兵衛」・・・田舎の飯屋がイメージコンセプトのようだった。
2Fはパブ「ガスコン」・・・特に記憶なし。
 
と、この店全部がA企画の持ち物で、そのビルも自社ビルだった。
 
これだけの場所にこれだけの店を持てる、さぞかし¥持ちだろうと事務所に入ると・・・
 
さもありなん!経営者はK国の兄弟であった。日本名はヤスダという。
 
弟の方が各店のオーナーを兼務していた。(彼は肉体派女優MKのダンナであった)
 
 
 
新規の店は原宿交差点から2件目の「ガゼットビル」の6Fで工事中の「蛸八」という店だった。
 
工事のさなか、現場で店長と面接し、彼も喫茶店上がりで年も2つ下だったことから意気投合、
 
その場で即決となった。ポジションは「次長」、ここから次長好き(No.1はダメ)が始まる。
 
蛸八はコンセプトが「銭湯」らしく、床も壁も白いタイル張り、鉄板のテーブルも特注で鉄板周りは
 
同じく白いタイルだった。そしてホールには所狭しと観葉植物の大鉢が置かれるという。
 
(ありえない!) がその場で感じた第一印象だった。(あとでそのとおりになっていく)
 
デザイン設計はウマガミさんという方で、彼のコネからか、この店はTVにも紹介された。
 
 
 
開店前に「研修」という名目で大阪と三宮に日帰り出張があった。
 
朝一の新幹線で新大阪へ、梅田で「お好み焼」を食べ、阪急で三宮に行き本場の「明石焼き」を食べ、
 
伊丹からの最終で羽田に戻るという強行軍だった。
 
そしてオープンレセプションの日を迎えたのだが・・・これが大変なことになった   (つづく)