DVD「光の雨」を観た。
原作は立松和平(新潮社)、あの「連合赤軍」のはなしである。
作品は「劇中劇」で創られていてこれが効果的な気がした。
話は結党から、あの「山荘」へ辿り着くまでの内部の出来事で構成されているが、
描かれる「自己批判」と「総括」、幹部の「総括援助」は、血なま臭く、青臭く、何とも
やりきれない感情に支配される。
あの時代に(オレはいくつだったのか)(何をしていたのか)
によって、この作品の捉え方は様々だろうが、リアルタイムで熱気と空気を体験した
「上の世代」の方々を想像すると、だ・・・
(オレは後から生まれてきてよかった)といつも思う。
70年入学のオレたちの上には「あの世代」のシッポにぶら下がっていた先輩がいた。
遠巻きに見聞きできた「学生運動の最期」は、あるひとつの時代の終わりを告げるものだった
のではないか・・・と、この作品を見て「回想と検証」が湧き上がってきた。
「あのころ」を思い返すには格好の作品かもしれないです(一部の年代に)。
余談ですが、、裕木奈江・・・彼女はやはり「怪優」だ。