クロス張替えという「プチリフォーム」をすることになり、取り壊し撤去の「印」を押された
リビングの吊り戸棚を整理したのだが・・・
天井に近い最上段を占拠していたのは古~~いアルバムたちであったことが分かった。
建て替えから25年、戸棚に真っ先に収められてから一度も下ろしたことがなかったアルバムだ。
中身といえば、モノクロ・6x6の昭和の写真である。
撮影は祖父だ。
私が生まれる以前に撮られた写真の数々。これをどうしろ と言うのか・・・
祖父は長男であり、父は一人息子である。
私は長男の長男の長男という本家の長に当たる。だからどうした?
祖父母同居でこの地に半世紀、家には(捨てたいが、、捨ててよいものか??)たちが
狭い我が家を占拠している。
アルバムはもとより、日記や手帳、手文庫、書籍、思い出の小物たち などなど、
ほんとに一度も手にしない、一度も思い出さない「モノたち」がどっさりある。
姉や弟には「引き取り拒否」されている。
簡単に「捨てちゃえば」などと言われてもいるが、どうにも踏ん切りがつかないのだ。
長男の弱さがここにあるな。
カミさんは「どうにかして!」と思い出したように言うが、具体的に「捨てて!」とは言わない。
(おまえが捨てろと言ったから処分したんだ) と言われることから回避しているのだ。
「オレが死んだら一気に捨ててくれ」 と、こっちも「捨てよう」とは言わず逃げている。
カミさんは 「モノの処分用に もうひとつ棺桶がいるね」 と諦め顔だ。
本家実家に居続けている長男は概ね「同じだよ~」なのではないかと想像している。
引越しや新築があれば「えいっ!」とばかりに廃棄できようが、家と共に老いて
朽ちてゆく身に「これらのモノども」はある種の「必需品」なのかも知れない。
大げさに言えば「時代の証」「家族の証」なのだろうが、
「モノを捨てない親」に育てられ、「モノを大事にする家庭」で暮らすとこういうハメになる。
さてさて、捨てずに「一時回避」するにしても・・・・その場所すらないのが悩ましい。
とは言っても、、
オレが「遺す」モノどもは、これらをはるかに超える「量」である。
ガラクタを全部遺して逝く!
これが本家長男だけに与えられた「特権」であるな。