私の住むS台2丁目には「親和会」という町会があり、昔ながらの回覧版も存続している。
この地に住んで半世紀になるが、地域住民の関係も年々希薄になっていき、町会も今では
活動を休止している状態だ。
子供の頃はさらに町内の「こども会」なるものも存在し、小6のおにいさん・おねえさんが
リーダーとなって、集団登校や季節の催事など生活の中での親密な交流があった。
私の家は幅員3Mの私道に面していて、区道に挟まれた「H」の字の真ん中の横線にあたる。
昭和57年当時、道の両側には個人宅が7+5=12軒あり、中に農家も1軒あった。
緑豊かな広い庭を持つ大きな平屋もいくつかあったが、ほとんどがこじんまりとした
第1種住宅専用地域ならではの景観だった。
バブル初期とこの地域の先代が亡くなる時期が重なり、ひとつまたひとつと解体が始まった。
味わい深い家屋が消え、緑が倒され、初めて「アパート」が出現した。
1軒がなくなったあとには2階建てx5室=10世帯がやってくる。
このマイナス1・プラス10現象が、古い12軒のうちの5軒で起きた。
その結果、町会に参加しない若者やシングルおやじなどが50世帯にのぼり、
今や「姿の見えない」「声の聞こえない」最大勢力である。
最も顕著な変化は「ゴミ出し」のルール違反である。
分別という意識もマナーもない、曜日も時間も関係ない常習の「ポイ捨て」が
カラスを呼び寄せる結果となった。
残る7軒が月回りでゴミ当番をしているが、カラスとのいたちごっこである。
回覧版にもカラス対策が連載された時期があり、町会も一時期活性化したこともあった。
なんとも悲しい現実である。
所帯持ち、子持を対象にしない個室アパートのおかげで、ゴミ出しの意識付けは
途中で「引越し消え」になる。
大家あるいは管理不動産にとっては、部屋数を増やすことが商い上賢い選択ではあろうが
住民への影響、町会の存在を考えた建設は今のところ皆無だ。
気がつくと「木造2階建て共同住宅」の表示が立っている。
法的には建築する物件に問題はない。
問題はそこに入居してくる人間の方だ。
故郷を出て、家を出て、ひとりでこの地にやってくる。
よその土地で暮らすことの「義務と権利」についてなんら「教育」されていない
イナカモンが5、10、15、20と増殖してくる。
彼ら彼女らはカラス以下かもしれない。
カラスはマナーを知らないが、ルールは知っている。
この地に住んで半世紀になるが、地域住民の関係も年々希薄になっていき、町会も今では
活動を休止している状態だ。
子供の頃はさらに町内の「こども会」なるものも存在し、小6のおにいさん・おねえさんが
リーダーとなって、集団登校や季節の催事など生活の中での親密な交流があった。
私の家は幅員3Mの私道に面していて、区道に挟まれた「H」の字の真ん中の横線にあたる。
昭和57年当時、道の両側には個人宅が7+5=12軒あり、中に農家も1軒あった。
緑豊かな広い庭を持つ大きな平屋もいくつかあったが、ほとんどがこじんまりとした
第1種住宅専用地域ならではの景観だった。
バブル初期とこの地域の先代が亡くなる時期が重なり、ひとつまたひとつと解体が始まった。
味わい深い家屋が消え、緑が倒され、初めて「アパート」が出現した。
1軒がなくなったあとには2階建てx5室=10世帯がやってくる。
このマイナス1・プラス10現象が、古い12軒のうちの5軒で起きた。
その結果、町会に参加しない若者やシングルおやじなどが50世帯にのぼり、
今や「姿の見えない」「声の聞こえない」最大勢力である。
最も顕著な変化は「ゴミ出し」のルール違反である。
分別という意識もマナーもない、曜日も時間も関係ない常習の「ポイ捨て」が
カラスを呼び寄せる結果となった。
残る7軒が月回りでゴミ当番をしているが、カラスとのいたちごっこである。
回覧版にもカラス対策が連載された時期があり、町会も一時期活性化したこともあった。
なんとも悲しい現実である。
所帯持ち、子持を対象にしない個室アパートのおかげで、ゴミ出しの意識付けは
途中で「引越し消え」になる。
大家あるいは管理不動産にとっては、部屋数を増やすことが商い上賢い選択ではあろうが
住民への影響、町会の存在を考えた建設は今のところ皆無だ。
気がつくと「木造2階建て共同住宅」の表示が立っている。
法的には建築する物件に問題はない。
問題はそこに入居してくる人間の方だ。
故郷を出て、家を出て、ひとりでこの地にやってくる。
よその土地で暮らすことの「義務と権利」についてなんら「教育」されていない
イナカモンが5、10、15、20と増殖してくる。
彼ら彼女らはカラス以下かもしれない。
カラスはマナーを知らないが、ルールは知っている。