この世を去りました。
ボビー・チャールズ。享年71歳。健康を損ねていた、
ということですが、まだまだ新作が聴ける年齢だと思っていました。
寡作ながら優しい歌声で、痛みに満ちた歌詞を歌い上げる
ソングライターであり、
故郷ルイジアナの音楽のみならず、一時はレゲエにまで関心を寄せるなど、
いわゆるルーツ・ミュージックの伝承者としても重要な存在でした。
アメリカの音楽は、宝を一つ失いました。
一歩後退する、ということです。
未発表曲と、自選曲の2枚組コンピレーションCDをご紹介します。素晴らしい曲ばかりです。
「Clean Water」は水質改善運動にコミットした時のものですが、
後世に残る名曲です。
ご冥福をお祈りします。