なんとか折り合いのつけようと努力しましたが、ダメでした。





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お別れする事にしました。AR800と。





blues136





トラディショナルでありながら、革新的である見た目に一目惚れして衝動買い。


この4年間、ライブはもちろんの事、結婚式の場や、

宴会などでもこのギターを使いつづけてきましたが、

音のレンジが極端に中~高音域に偏っており、音作りに苦労し続けていました。



まるで美人の彼女をつかまえたものの、

奔放な性格に振り回され続ける悲しい男のような状況。。



特に最近は、少しずつではあるもののアコギの弾き方が分かってきて、

低音が余り鳴らないこのギターで、ライブを続けていくのは厳しいと感じておりました。


そして、一昨日のライブの後、ついにお別れすることを決意。



あさって午後休みを貰って、売りに行きます。



ギターをそばに置かずに売ってしまうのは、少しでもお金にしたいという気持ちや、

ギターを並べておく置き場所がもったいないという事情もありますが、

何よりも弾かなくなったギターをそばにおいておくという行為が、

ギターに対して申し訳ないという気持ちになってしまうからであります。



別れるときは、すっぱりと別れる。そして次の出会いを探す。

たかがギターなのに、なんとなく男女の関係と重なるような気分になっている

今のおいらでした。




なーんて格好をつけて感傷的なことを書いておりますが、

実は本日新宿、渋谷の楽器店をまわり、次に購入するアコギを

ほぼ決めてきたのでございます。




これ。GIBSON J-185 です。





blues136



高域~低域までバランスのとれた音で、演奏に表情もつけやすいし、

音のレスポンスが早いので、ジャカジャカ弾くタイプのおいらにはとても弾きやすかったです。


しかも渋谷の楽器店にあったこやつは既にFISHMANのマイクがマウントされており、

そのままライブに使える状態になっておりました。


ホントはその場で買ってしまってもいいぐらい気に入ったのですが、

4年間連れ添った女房みたいなAR800に、まずはケジメを付けてから

購入するべきではないかという、ギター相手に何だかよく分からない道徳感が

沸いてきてしまい、結局購入せずに帰ってきたのでした。



「少しだけ時間をくれないか。女房とは別れる。それから君と一緒になるよ」



まるで昭和の香り漂うドラマのような思いを胸に、楽器屋を後にした雨の渋谷。
しかも相手は女性ではなくアコギ、そう思うと余計に悲しさが胸にしみる雨の渋谷。



・・・。




ギターの買い替えと、恋愛砂漠のおのれの現状が、

悲しいほどクロスオーバーしている今日この頃であーる。