懐かしいのを通り越して、心が熱くなった。




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誰しも思い出の曲ってあると思う。





初めて好きになった曲。初めて買った曲。


夢中になって何度も聴いた曲。何度も歌った曲。


楽しい思い出と結びついた曲。悲しみとともに心に食いこんできた曲。





おいらにもそんなたいせつな曲がいくつかある。

そのひとつが、佐野元春 with THE HEA LANDの「Young Bloods」だ。



このブログの一番下に貼り付けたビデオクリップの曲である。

偶然このクリップを見つけ、今何十年ぶりに見た。




久しぶりに見てびっくりした。

心が震えたのだ。この気持ちをなんと言えばいいのだろう。


ずっと忘れていた自分の音楽の根っこがあらわになって、

胸に熱いものが満ちた。そんな感じがした。




このビデオクリップを何度もみたのは、たぶん中学生の頃だ。

TVKの夜中の番組。ミュージックトマトジャパン。

30分ずっと日本人のビデオクリップを流していた。




正直改めて見ると、古きよき時代を感じて、少しこそばゆい感じがする。


そもそもあの頃の気持ちを振り返ると、その当時から、おいらは佐野元春の発する、

独特の世界感にこそばゆさを感じていたと思う。



でもそんな世界感も含めて、

この曲が、このビデオクリップが、たまらなく好きだった。

ビデオにとって、何度も何度も繰り返し見ていた。




なんであんなに好きだったのだろうと思う。




このメロウなメロディにひかれたのか。

そのメロディの下で、軽快に刻まれる16ビートか。


字余りで、ちょっと野暮ったくて、

それでいてストレートに胸に響いてくるこの歌詞が好きだったのか。


それとも、当時としては斬新だったストリートライブの映像のなかに出てくる、

ミュージシャンたちの喜びに満ちた演奏が好きだったのか。


はたまたそんな奇妙なパフォーマンスを見守るヒトたちの、

とまどいを含みながらライブを見守る表情が楽しかったのか。



たぶんその全てだ。

その全てがたまらなくおいらの心に響いたのだと思う。



今日このビデオクリップを見つけて、

思わず何度も見てしまった。何度見てもいい。胸が熱くなるのである。






ヒトによって思い出の曲ってそれぞれあると思うけど、

おいらにとってそんな曲のひとつだ。






誰しもそんな思い出の曲ってあるんじゃないかなと思う。

あなたの思い出の曲は、どんなですか。






音楽って素敵だ。

佐野元春 with THE HEART LAND で 「Young Bloods」。