ひさびさにブログを書こうと思う。
サマソニに行ってみて、改めて思ったのは、
ぼくは新しい音楽を全然聴いていないなってこと。
出てくるバンド、ほんとに全然分からなくって、ものすごく客観的な気持ちでライブを見ていた。
10代の頃に好きなアーティストのライブに行ったときとは気持ちが全然違った。
そんなライブを見ていての感想。
それは、プロに向かって失礼な話ではあるけれど、
殆どの曲が、なんでこんなリズムで、みんな踊ってるんだろうとか、
こんなギターで、こんなボーカルでみんな熱狂してるんだろうって曲だった。
ぼくはすごく醒めた気持ちでライブを見ていた。
夏フェスって、演奏する側からするとどんなモノなんだろうって思う。
ものすごく大きなイベント。自分はたくさんのミュージシャンのなかのひとり。
ひどくやりづらいんだろうなと思った。「また来年も呼んで欲しい」とかMCで言っているバンドもいた。
好きなバンドだったのに、なんだか媚びている気がして、少し嫌だった。
そんななかでも、ぼくにとって一番感動的だったのは、シンディーローパー。
本気で歌っていた。彼女自身がステージを楽しんでいた。
自由奔放に歌い、ギターを弾き、しゃべり、笑い、
感極まったのかスカートをまくりあげ、赤いフリルのついたパンツまで見せてくれた。
MCは当然英語だったけど、彼女が観客に何を伝えたいのかは十分伝わってきた。
ぼくのそばにいた女の子たちは涙を流していた。ぼくも気持ちがいっぱいになって泣きそうだった。
こんなこというととてもえらそうだけど、ライブって、
その言葉のまんまで「生き様」を見せることなんだと思う。
楽曲のよさとか、歌や演奏のうまさとかでアーティストって売れていくのだと思う。
聴く側はそのときの自分の思い出だとか、感傷と楽曲が相まって、よりいっそうそのアーティストが
好きになっていくのだと思う。
そういう事前の好き嫌いとか殆ど無しに、ぼくは今回のサマソニを見れた。
だから殆どアクトに乗れず、感動する瞬間は少なかったけど、それはそれでよかったと思う。
それはある意味、とても幸福だったのかもしれない。事前の自分の思いはまったく抜きにして
目の前で繰り広げられるそのステージだけをみて、色々な気持ちを持てたのだから。
シンディー、素敵でした。ありがとう。
