その昔。仕事場近くの十条通りに「大同マルタ」という大きな大きな染色工場があった。
自分が幾つくらいの頃だったか、いつの間にやら工場は閉鎖され、その後広大な敷地はずっとさら地のまま放置され、草ボーボーの状態が何年も続いてた。
その地に初めて巨大なテントが張られたのは確か10年ほど前だったと思う。
近隣の者として、一体なにができるのか、、、なにが始まるのか、、、皆で噂したのを覚えてる。
しかるのち、それがサーカスのテントであると知った時はいささかショックであった。
なんとなれば、「サーカス」という興行がすっかり過去のものであるという認識が自分の中にはあって、ピエロが一輪車に乗って会場を走り回ったり、たまにはズッコケて満場の笑いをとったり、猛獣使いはムチでもってライオンかなにかを火の輪にくぐらせたり、そして赤・青・黄のレトロな色調の古めかしいライティングは妙に胡散臭く、なにより幼少の頃に周りの大人たちに言われた言葉「悪さばっかりしてたらサーカスに連れて行かれるで!!」がすっかり成人した今でも胸の内のどこかに引っかかっていて、慄然恐懼たる感情も実をいうとあったからだ。
そんなものが今でも現存していて、しかも我々のこの雑多であっても平和な町にやってくる。これはいかがしたことか。このままでいいのか。このまま黙って指をくわえておればいいのか。いや違う。俺は見たい。サーカスが見たい。本物のサーカスを見たことがない。絶対に見たい。
そう思ったにも関わらず、残念ながらまったく予定が空けられなくて、約二か月の間、外からその巨大なテントをただ眺めているだけであった。
が、2023年。
なんと再び以前と同じサーカス団が、以前と同じ場所に、約10年ぶりに帰ってきた。
これはもう行くしかない。
しかも今回は知り合いから奇跡的に安くで入場できるチケットを入手。
ライヴの合間であった16日に、行ってきたのです!!

入場前からテンションMAX!!!

内部はエアコン無し。
扇風機が回ってるだけ(笑)。

オープニング!!

頭で支えるおっさんスゲー!!

おおわざが次々と!!

指名され連れ出される長男(笑)。

踊る 踊らされる長男(笑)。
このあと水鉄砲で散々撃たれビショビショに。

フィナーレ!!
最高に面白いやないの!!
実際のサーカスは誰もムチなんて持ってないし、ライオンもいないし火の輪もないし、ライトは最新の音楽ライヴみたいだし、BGMもカッコいいし、連れて行かれる子供なんていない。
サーカスさんゴメンなさい!!
それにしても演者はもちろんスタッフさんも日本人はほとんどいないのね。
アナウンスでは、コロンビア、ベネズエラ、メキシコを中心に、ブラジル、イギリス、中国、など世界各国から、、、って言ってた。
スリルあり、笑いあり、とにかく楽しかった!!
終わったあとは祇園祭りの渋滞を避けて一気に北のほうへバック。
お好み焼き屋さんへ。
暑かったせいでビールがすすむすすむ(笑)。
ライヴの合間、心から楽しめた一日。
サーカスありがとう。
