土曜日。
朝から長男がサッカーチームで、一泊二日の伊勢遠征に出かけた。
U12として今のメンバーで行われる最後の遠征合宿なので、しっかり楽しんで、しっかり頑張ってきてほしい。
夕方、南区の仕事場まで家人と次女がやってきた。高校入学を控えた次女もとうとうスマホがほしいと言い出したため、一緒にショップに行く約束をしてた。
どの機種がいいか選ばせてたら、もう初めから決めてたみたいで、リンゴのマークのやつ。
このごろの若いコはみんなリンゴがいいと言う。若くない自分にはよくわからん。

今持ってるタブレットを最新のものに機種変更すると本体代も無料で、しかも次女のスマホからも5000円値引き、さらには月々の基本料まで少し安くなる、という。
なんたら不思議なシステムやなあ、、、と思いながらもそれで契約。 もっぱらタブレットでラインやゲームをしてる長男の怒る顔が目に浮かぶ。
17時前にショップに行ったので、結局19時を回ってやっと店を出た。
対応してくれた西村さんが美人でなかったらきっと耐えられなかった。
20時に帰宅して長女と合流。みんなで久しぶりに外食に出ることにした。
長男の怒る顔が再び目に浮かぶ。
日曜日。
朝一番から免許の更新。
京都駅前に2年前にできた免許更新センターへ地下鉄で出かけた。
ということで自分は今回、生涯初めての優良ドライバー。ゴールド免許。
少し早めに、、、と思い、案内ハガキに記載の受付開始時間より10分ほど早めに着いたらもうすでに受付は始まってて、最初に暗証番号を登録する機械の前にはなかなかの長蛇の列。
機械以降はスムーズに流れているので、機械が3台しか無いのが長蛇の原因らしい。
20分ほど並んで暗証番号登録完了。
あとはそのまま順調に進んで、待ち時間合わせて1時間半かからなかった。
一応念のためにと100均で買ったローガン鏡を持参したけど、心配してた視力検査も裸眼でみごとにクリア。まだまだやれる。
せっかく普通に起きてここまで来たし、と周辺をぶらぶら歩く。
京都駅はちょうど10時を指した頃。外国からの観光客含め、たくさんの人でごった返す。
ひときわ人の多い場所は有名百貨店の前。どうやら「パンフェスティバル」なる催しが本日まで行われているらしい。

ちょうど開店したところで、並んでた人たちが入口から階上へ上がるエスカレーターめがけてなだれ込んでいく。
一瞬自分も、、、と思ったけれども一歩足を進めてすぐやめた。
百貨店の開店の際、入口や通路に店員さんが並んで 「ぇいらっしゃいませ」 と頭を下げるアレが苦手。目もくれず悠然と前を通り過ぎるオバサンの気がしれんのだ。
あ、どうも、、あ、どうも、、、と頭を下げ返したくなるのを必死でこらえるのがたまらなく苦痛なのだ。
遠目から見て、そんな儀式が一通り終わったことを確認した時点で地味に入店。一気に10階の催事会場へ。
驚くべき混雑。
人気パン店のところには 「最後尾」 と書かれたプラカードを手に、汗を拭き拭き声を枯らしている店員さんまでいて、オバサンたちはみなトングと大きな樹脂製の皿を手に持ち、誰もかれもが鬼気迫る勢いでパンの争奪戦を繰り広げている。9階までの落ち着いた風景とはまるで違う。
通路も人でびっしり。何か買ってきて~~、という家人からのラインを思い出し、でもこの行列に並ぶ根性は無いし、、、と思い見渡すと、むこうのほうにあんまり人のいないスペースができてて、小柄な女子が2人売り場に立ってるのが見えた。
もう一刻も早くここから脱出したい一心でオバサンをかき分けかき分け、血走った目と半泣きの顔で適当なのを4つ。
エスカレーターに飛び乗って、地獄の業火の中から優雅な静寂に満ち溢れた階下へ。ここは一体どこや?
戦利品のパン4つが入ったレジ袋をぶら下げて、帰りの地下鉄。車内もけっこうな混雑。
その時初めて気付く。もうちょっとマシな袋は無かったんか? 俺の買った1個168円の小さなパンは、安物のレジ袋越しに外からハッキリと見え、パンの上に塗られたチョコは車内の暖房でデロデロに溶けてレジ袋の内側に無残な様相でへばり付いている。 ここのところの寝不足でパンパンに腫れたまぶたと紅潮した顔でそのレジ袋を持ち吊り革にぶら下がる俺はあまりにも陳腐だ。
疲れた。
早く帰ろう。
急いで帰ろう。
午の少し前、異常に遠いように感じた最寄りの駅の出口を出て、路地を左に曲がり、しばらく真っすぐに歩いたのち、今度は右に折れる。
いつもの神社の境内を左に見ながら、ああ、あと5分ほどで我が家か、、、、、と思ったら、家人から新たなライン「スーパーで玉子買ってきてえ~」。
、、、、、、、、、、。
スーパーはな。
地下鉄の出口のな、真向かいなんや。
俺今な、、、。
帰宅してパンを渡したら、一応喜んでくれた家族の皆さん。
京都をはじめ、全国の有名なパン屋さんが出店されててスゴい人やった、旨を説明して、「へえ~~、で、これはどこの有名なパン屋さんの?」 と聞かれて、ええ~~っと、多分東京かどこかちゃう? と答えるや、レジ袋の中から出てきた名刺は、京都のなんでもないパン屋さんの名刺。
夜、帰宅してきた長男がもらってきた「賞」だけが、その日の生きがいでした。
ありがとう。

朝から長男がサッカーチームで、一泊二日の伊勢遠征に出かけた。
U12として今のメンバーで行われる最後の遠征合宿なので、しっかり楽しんで、しっかり頑張ってきてほしい。
夕方、南区の仕事場まで家人と次女がやってきた。高校入学を控えた次女もとうとうスマホがほしいと言い出したため、一緒にショップに行く約束をしてた。
どの機種がいいか選ばせてたら、もう初めから決めてたみたいで、リンゴのマークのやつ。
このごろの若いコはみんなリンゴがいいと言う。若くない自分にはよくわからん。

今持ってるタブレットを最新のものに機種変更すると本体代も無料で、しかも次女のスマホからも5000円値引き、さらには月々の基本料まで少し安くなる、という。
なんたら不思議なシステムやなあ、、、と思いながらもそれで契約。 もっぱらタブレットでラインやゲームをしてる長男の怒る顔が目に浮かぶ。
17時前にショップに行ったので、結局19時を回ってやっと店を出た。
対応してくれた西村さんが美人でなかったらきっと耐えられなかった。
20時に帰宅して長女と合流。みんなで久しぶりに外食に出ることにした。
長男の怒る顔が再び目に浮かぶ。
日曜日。
朝一番から免許の更新。
京都駅前に2年前にできた免許更新センターへ地下鉄で出かけた。
ということで自分は今回、生涯初めての優良ドライバー。ゴールド免許。
少し早めに、、、と思い、案内ハガキに記載の受付開始時間より10分ほど早めに着いたらもうすでに受付は始まってて、最初に暗証番号を登録する機械の前にはなかなかの長蛇の列。
機械以降はスムーズに流れているので、機械が3台しか無いのが長蛇の原因らしい。
20分ほど並んで暗証番号登録完了。
あとはそのまま順調に進んで、待ち時間合わせて1時間半かからなかった。
一応念のためにと100均で買ったローガン鏡を持参したけど、心配してた視力検査も裸眼でみごとにクリア。まだまだやれる。
せっかく普通に起きてここまで来たし、と周辺をぶらぶら歩く。
京都駅はちょうど10時を指した頃。外国からの観光客含め、たくさんの人でごった返す。
ひときわ人の多い場所は有名百貨店の前。どうやら「パンフェスティバル」なる催しが本日まで行われているらしい。

ちょうど開店したところで、並んでた人たちが入口から階上へ上がるエスカレーターめがけてなだれ込んでいく。
一瞬自分も、、、と思ったけれども一歩足を進めてすぐやめた。
百貨店の開店の際、入口や通路に店員さんが並んで 「ぇいらっしゃいませ」 と頭を下げるアレが苦手。目もくれず悠然と前を通り過ぎるオバサンの気がしれんのだ。
あ、どうも、、あ、どうも、、、と頭を下げ返したくなるのを必死でこらえるのがたまらなく苦痛なのだ。
遠目から見て、そんな儀式が一通り終わったことを確認した時点で地味に入店。一気に10階の催事会場へ。
驚くべき混雑。
人気パン店のところには 「最後尾」 と書かれたプラカードを手に、汗を拭き拭き声を枯らしている店員さんまでいて、オバサンたちはみなトングと大きな樹脂製の皿を手に持ち、誰もかれもが鬼気迫る勢いでパンの争奪戦を繰り広げている。9階までの落ち着いた風景とはまるで違う。
通路も人でびっしり。何か買ってきて~~、という家人からのラインを思い出し、でもこの行列に並ぶ根性は無いし、、、と思い見渡すと、むこうのほうにあんまり人のいないスペースができてて、小柄な女子が2人売り場に立ってるのが見えた。
もう一刻も早くここから脱出したい一心でオバサンをかき分けかき分け、血走った目と半泣きの顔で適当なのを4つ。
エスカレーターに飛び乗って、地獄の業火の中から優雅な静寂に満ち溢れた階下へ。ここは一体どこや?
戦利品のパン4つが入ったレジ袋をぶら下げて、帰りの地下鉄。車内もけっこうな混雑。
その時初めて気付く。もうちょっとマシな袋は無かったんか? 俺の買った1個168円の小さなパンは、安物のレジ袋越しに外からハッキリと見え、パンの上に塗られたチョコは車内の暖房でデロデロに溶けてレジ袋の内側に無残な様相でへばり付いている。 ここのところの寝不足でパンパンに腫れたまぶたと紅潮した顔でそのレジ袋を持ち吊り革にぶら下がる俺はあまりにも陳腐だ。
疲れた。
早く帰ろう。
急いで帰ろう。
午の少し前、異常に遠いように感じた最寄りの駅の出口を出て、路地を左に曲がり、しばらく真っすぐに歩いたのち、今度は右に折れる。
いつもの神社の境内を左に見ながら、ああ、あと5分ほどで我が家か、、、、、と思ったら、家人から新たなライン「スーパーで玉子買ってきてえ~」。
、、、、、、、、、、。
スーパーはな。
地下鉄の出口のな、真向かいなんや。
俺今な、、、。
帰宅してパンを渡したら、一応喜んでくれた家族の皆さん。
京都をはじめ、全国の有名なパン屋さんが出店されててスゴい人やった、旨を説明して、「へえ~~、で、これはどこの有名なパン屋さんの?」 と聞かれて、ええ~~っと、多分東京かどこかちゃう? と答えるや、レジ袋の中から出てきた名刺は、京都のなんでもないパン屋さんの名刺。
夜、帰宅してきた長男がもらってきた「賞」だけが、その日の生きがいでした。
ありがとう。
