昨夜は久しぶりにあの酒を飲みに。
ずいぶん前に卒業したはずの街。

昼間の激しい雨はすっかりやんで、それまで満開に咲き誇ってた桜はかなりその花びらを散らしてしまってたけど、風情というのはある程度「人」が作り出すもの。半分のキレイさになってしまった桜でも、誰かのホンの些細な言葉ひとつで、それはそれで立派な客寄せの道具となる。

久しぶりの光景と新しい場所。底抜けに明るく笑顔で、けど必死に頑張ってる人の姿を見ながら、誰にも抱えきれない夜があることを知った。
分かってはいたけど、あの頃を思い出させる春の夜の生暖かい空気と、なんともほろ苦い酒の味。
いくら飲んでも酔えなかったので、たいそうなシラフで家路につく午前2時前。
頭痛がきたので、飲酒後ではあったけれども鎮痛剤を一錠飲んで寝る。



目が覚めたのは午前5時過ぎ。
そういえば今日は家人のバースデーであり、長女の入学式。
色々な想いが心のなかを駆け巡ってそれ以上眠っていられなくなる。
鎮痛剤を飲んだのに、まだ少し頭が痛い。
ボーッと天井を眺めたり、時折ウトウトする間に朝がきた。



みんな頑張れ。
俺も頑張れ。