いつの頃からか自分で曲を書くようになって、それをステージで演奏して歌うようになって、そこそこ 「持ち歌」 もたまってきて、バンドでもソロでも1ステージなら自分の曲だけで時間的には充分に足りるワケですが、特にソロの時には敢えて1~2曲のカバー曲をそのセットの中に入れることにしています。

カバーで取り上げさせていただく曲は、当然ながら自分が大好きな曲。
自分で曲を書くにあたって、そのインスピレーションの元になったアーティストさんの曲や、いつも自分にモチベーションを与え続けてくれる曲、、、どうしても誰かと分かち合いたい曲、、、その理由は様々ですが、いづれも自分が大好きな曲ばかり。

定められた時間しかない1ステージの中でカバーをセットに組み入れようとすると、当然そのぶん自分の曲を削らねばなりませんが、それまでしてもカバーを歌うのは、「唄うことで伝える」 ということについてある意味冷静にステージの上の自分と向き合えるから、というのも大きな理由の1つなのかもしれません。


それは例えば自分の書いた曲なんだし自分が一番その歌の意味や歌に沿った心みたいなのを理解してて当然だし気持ち乗せて歌えるのは当たり前。
でもカバーって一旦作り手の手から離してしまうと、誰が唄うかによってその本質におけるクオリティーに大きな差が出てくるんですね。
どういうふうにその曲を理解し解釈してるかによってニュアンスも全然変わってくるし。
そのへんが凄く面白いし、なんだか唄ってる自分を自分が客席から見てるような気分になれる。 おお~、コイツはこういう解釈なんやなあ~~、って自分を自分が改めて確認してるような(笑)。
だからカバーはしても完コピはしません。 完コピってそれはそれですごく技術的に難しいことだし、技術に乏しい自分には無理(笑)。
自分は自分のカラーで唄いたい。
っていうか完コピと言っても間違いなくどこかにその人の主観、入るもんね。

でもやっぱり自分の曲が一番好きなので(笑)、カバーはステージ中1~2曲。 いいバランスだと自分では思ってます。