自宅に携帯電話を忘れてしまった。
朝ジョグに行く時に持って出て、帰ってきた時に玄関に置いてそのまま仕事に出掛けてしまった。
「キング・オブ・忘れ物」 の自分にはよくあることである。

毎日肌身離さず仕事であれ私用であれ大活躍の携帯電話であるので、持っていないと非常に不安だ。
こうしている間にも得意先のあの人から電話がかかっているかもしらん。
何度かけても電話に出ない自分に、あの人はイライラするだろう。
そしてついに激怒したあの人は職場の電話を破壊。 脱兎のごとく駆け出し拙店に来店し、まさに鬼の形相をもってして彼は次々に我が店の窓ガラスを割り、従業員にヘッドロックをしかけ、ブレインバスターを決め、仕事場は血の海。 さらにガソリンを撒いたうえに火を放ち、拙店は全焼。 その得意先からの仕事は無くなり、多額の借金と重傷を負った自分は一通の遺書を残してあの世へと旅立つハメになるのである。

そういうことにならぬためにも、携帯電話は絶対に忘れてはいけない。
次からはくれぐれも気をつけよう。



さて、来るJELLY ROLL BANQUET Vol.3。 今回は 「かるあバンド」 さんをご紹介申し上げる。

普段はウクレレもしくはギター1本で弾き語りのステージに立つかるあ氏。 彼女のステージはいつも優しさに満ち溢れている。 柔らかな情感そのもの、と言っていい。 
時に芯の通った真っ直ぐな心を、、、時に今にも消え入ってしまうような弱さ・儚さを、、、彼女のステージはその両極を行ったり来たりしながら、常に優しさを音に紡いでゆく。
故に性別問わずファンが多いのも納得である。

そんなかるあ氏の夢でもあった、自身のリーダーバンド、「かるあバンド」 。
ドラム、ベース、ギター、実に達者なメンバーを揃えたもんである。 皆実に卓越した音楽センスの持ち主なんである。
特にギターのよーへー氏の楽曲の深層を知り尽くしたフレーズの数々は、否が応にも聴き手をそのステージに引き込む魅力を持っている。

弾き語りの時とはまた一味違う、しかしながらやはりその根底には 「優しさ」 が充満している 「かるあバンド」 さんのステージ。

乞うご期待!!