我が家に初めて 「ステレオ式」 のラジカセがやってきたのは、自分が中学生の頃でした。
それまでは 「モノラル」 のラジカセだったんですが、それがモノラル、ってえくらいなもんで、ラジオもAMしか入らなかったんです。
そしたら。 そしたらね。 ステレオ・ラジカセはなんとFM局が入る。 クリアに入る。 これには目茶苦茶興奮しました。

で、FM放送の虜になってしまったワタクシ。 さだまさししか聴いたことなかった鼻ったれた少年が、特に洋楽番組ばかり聴きまくっていたのは、なんとなく大人になったような気がしたからであって、「わかった大人」 になったような気がしたからであって、そんな時に出会った1曲が 「Beat It」 だったんであります。 

たまたま自分はその番組をカセット・テープに録音していて、当時はマイケル・ジャクソンっていう名前も初めて聞く名前で、もちろんジャクソン5のことなんてこれっぽっちも知るよしもなく、そのブラック・ミュージック・ルーツなダイナミックな歯切れ、且つ細かなニュアンスのヴォーカルを聴きながら、へぇ~~、カッコいいロックの新人が出てきてんなぁ~~、と鼻ったれたクソガキは思いつつ、そのカセットテープをしばらくは肌身離すことなく、学校へ行く時も、友達の家に遊びに行く時も、必ず持参してはヒマがあれば聴き入ったもんだったんであります。

それが初めて好きになった洋楽。
今思えばそうだったんですね。

そう考えると自分は、マイケル・ジャクソンがいなかったらビートルズも、ストーンズも、フェイセズも、エアロも、レイヴォーンも、バディも、ジミも、オーティスも、JBも、知らずに過ごしてきたかもしらん、、、、とは言い過ぎでしょうか、、、。

後年は様々なゴシップに見舞われていた彼でありましたが、やはりそれは大スターだったから、というのも往々にして言えることであって、「キング」 であり続ける姿をまだまだ見ていたかったなぁ、、、と思った、今日のニュースでありました。


マイケル・ジャクソンに最大の感謝。

合掌。