僕の仕事の都合で、一旦決まっていたブッキングをキャンセルしないといけなくなった。
ハコ側にとってこれがどういう事か、よく解っているだけに辛い。ホントに辛い。

この場からではありますが、関係の皆様にはご迷惑をおかけしましたこと、改めましてお詫び申し上げます。

メンバーにも申し訳ないことをしてしまった。

ここに来て考える。
どうしても自身の仕事の制約上、月に一回しかライヴができない。
日曜・祝日は家庭のためにライヴを入れない。
この二つを頑なに守ってこの3年間やってきた。メンバーの理解、家族の協力、従業員のがんばりもあってなんとかやってこれた。
以前から他のミュージシャンやライヴハウスからも幾度か休日ブッキングのお誘いもあったのだけれども、その度に丁重に辞退申し上げてきた。つい先日も某先輩ミュージシャンのかたから日曜に対バンのお誘い・・・。
そして今回のこの一件・・・。

ぶっちゃけ自身の音楽人としての物質的な活動の限界域は、そろそろこのあたりか・・・と感じられ、正直なところちょっと凹んでしまっている。
そういった制約無しに月に何本もライヴをこなしているミュージシャンを見るとやっぱりうらやましいし、自分でももっともっとライヴはしたい。ライヴをこなす事によって自身のスキルも磨いていきたいし、何よりも僕が書いた曲をもっとたくさんの人に聴いていただきたい。 僕が知らない間にライヴをガンガンこなすことによって僕なんかをあっという間に追い越していった後輩ミュージシャンが一体何人いるのだろう、という一種の焦りのような気持ちもある。
しかしだからと言って、今僕が月に3回、4回、5回・・・とブッキングを入れ、仕事を休むとどうなる。ギリギリの人数しかおらず、70歳を超えた年寄りまでもが油と埃と泥にまみれながら現場仕事に汗を土間にしたたり落としている職場は一体どうなる。
日曜日にまで父親が不在となると、現在月曜から土曜まで子供たちの寝ている間に出勤し、眠った頃に帰宅する家庭はどうなる。「日曜だけの父親」は一体どうなる。

そういった状況に目をそむけることは僕にはできない。
「仕事・家庭・バンド」のバランス。
バランス。
バランス。
バランス。

カッコいいようなこと言ってきたが、結局はここにきてどれもこれもが中途半端に終わってしまってるような気がしてならん。
こっちを立てればあっちが立たん。あっちを立てればこっちが立たん。

ライヴがしたい!!
家族が大事!!
仕事は必須!!


ちょっと弱気。