昨日は甲賀の里は『竹の音』で2度目のJRBアコースティックライヴでした。
来ていただいた皆さん!
TAKEさん!
対バンの皆さん!
スタッフの皆さん!
ホントにありがとうございました!

前回(2005年11月)は車で行ったのですが、今回はJRを乗り継いで行きました。
カメラマン北村氏を加えた「チーム・JRB」は朝10時40分京都駅集合。売店で食料とビール(これは僕だけ)を買い込み、10時58分発の琵琶湖線で草津へ。草津駅で草津線に乗り換え、一路「甲南」へ。車中メンバー達の白い目に耐えながら一人ビールをあおる僕。う~ん、これだから電車での移動はやめられん。

甲南の駅からはTAKEさんが「迎えにいきます・・・」と言ってくださってたが、天気も良かったので歩いてみようということになり一同黙々と歩く。前回にちょっと迷ったという経験もあり、町の景色は意外と記憶に残っていたせいで、今回一度も迷わず駅から10分でお店に到着。

楽屋で30分ほどゆっくりさせてもらった後、サウンドチェック&リハ開始。
いつもそうだが僕の場合、リハの時が一番緊張する。
3曲やったあとリハ終了。
内海さんから「テンポだいぶ突っ込んでるで(苦笑)・・・」と指摘を受ける。
緊張している時の僕の悪いクセだ。ヤバイな・・・。

スタートまで30分ほど時間があったので、お店に生ビールをオーダーして客席でオーミチくんと飲みながら話す。オーミチくんは食う。若いというのは腹が減るものだ。

そうこうしているうちに続々とJRBのDMハガキを持たれたお客様が来店される。あっと言うまにほぼ満席状態に・・・。
ありがたいことだ。
感謝。

お客さんに酒をおごってもらったりおごり返したりしている間にトップバッター松下雄一氏の演奏始まる。
いい声してる。歌ウマイな~と感心する。
聞くところによると普段はストリートで歌ってるらしい。
ストリート出の人って歌ウマイ人多いのだろうか・・・。

そして我々の出番。
すっかり酔いもまわっていい気分。
リハの時のような緊張も無い。
いつものように「計画的風綱渡りMC」で笑っていただいた後、曲はラストの「Talk Is Cheap」。
これまたいつものように間奏で客席へ。
すると今回出るわ出るわボトルネックのネタ。
ボールペンや割り箸などは序の口で、お菓子の箱、ヘルメット、そしてなんと人の頭で演奏してしまった!!
調子にのってしまった僕はお店の出入り口から演奏しながら戸外へ・・・。
店舗前の路上でひたすら意味もなく、遠くを行き交う通行人に不思議な顔で見られながら「一人野外ライヴ」状態を満喫させていただいた(ご近所の皆さんお騒がせしました)。
終演後アンコールまでいただいたが、今回2番バッターということもあってまったくアンコール用の曲を用意していなかったので、恐縮しつつ辞退(申し訳ありませんでした・・・)。

そして3番手のキャサリンさん。
年配の人たちのバンドだ。
やはり年配でしかもずっと現役でやり続けている人たちの演奏は、派手さは無いが非常に味がある。
カヴァー曲をメインにやっておられたが、その選曲がザ・バンドの曲やビートルズの曲などで、僕的には非常に「ツボ」だった(余談だが僕は高校生のころビートルズのコピーバンドをやっていた)。
とても楽しめた。
そしてこの頃には僕の何杯目かのにごり酒のグラスはすっかりカラになっていた。

毎回アコースティックの度に思うことは、やはり歌詞の大切さ。
ロックバンド形式でやっているとどうしても大音量でかき消されがちな歌詞の細かな言葉の部分まで、アコースティックの場合は直接お客さんに届く。とても気を使う部分の一つだ。
ホントに毎回毎回のライヴが良い勉強だ。






帰りの車中にて。
内海さん、オーミチくん。



京都駅帰着後、近くの居酒屋でささやかな打ち上げ。
ビール、ひや酒などいただく。
とても楽しい一日だった。

それにしてもよく考えると朝から晩まで呑み続けてしまいました。反省・・・。