ブルーローズのマテリアメディカ も、半数を超えてまいりました。
いつもご覧いただき、ありがとうございます！
ブルーローズのマテリアメディカは、イギリスのエインズワース社製の42種類 基本レメディキットに入っているレメディについて、ご紹介しているものです。
今日ご紹介いたしますFerr-p.フェルム・フォスは、36種類のレメディキットなどの中には、入っていないかもしれません。
ご了承ください。
Ferr-p.フェルム・フォス
鉱物 リン酸（化）鉄。ティシュソルトの１つにもなっている。
鉄は、赤血球内にヘモグロビンの一部として存在し、体内の酸素運搬を円滑にしたり、静脈や動脈の血液細胞壁を丈夫にしたりする役目を果たす
特に関係の深い部位 （レメディは全身に関係するものです）
血管運動神経系・静脈循環（肺・耳・鼻）・循環器系・血液・心臓・脳・粘膜・骨
主な精神的特徴
特徴がないのが特徴。
病気になると多弁になったり陽気になったりする。興奮しやすい。
怒りっぽい。気分の変動。
一過性の躁病。落ち込み。鈍い。
何事に対しても無関心。
イライラするが、他人と対立したり喧嘩するようなスタミナはない。
物憂げ。押し黙る。無気力。記憶力の衰え。集中力の欠如。同情的。
将来への不安。人ごみを恐れる。
人と一緒にいることを嫌悪。
神経過敏。紙のカサつくわずかな音にもひどく敏感。
落ち着きがなく不安で、ベッドから飛び出す。
自分や家族、友人らを保護し防御しなければならないという妄想。
★Ferrフェルム (鉄)は、門・フェンス・ヘルメット・戦車・盾などに使われる（外部から侵入するものを防御。抵抗。戦い）。
意志が強固。かたくなで柔軟性に欠ける。
自分の意図に反したこと（親の望む結婚、意に染まない業務等）を強制され、自分の考えを抑えると病気になる。
不屈の精神で自分の立場を固守する。
日々戦い。忍耐強くよく働く。
主な身体的特徴
ホメオパシーの抗炎症剤
徐々にゆっくり進行する感染症・熱性疾患・炎症 初期の炎症のＮｏ.１レメディ
(Acon.アコナイトは、急激に進行する。）
他のはっきりした症状がまだ出ていない時、適するレメディが見つからない時、分泌物が生じる前に用いる。
熱の出始め、徐々に上がる熱、頭痛・喉の痛痒さ・喉の痛みが気管支や耳に広がる、 咳・鼻水・鼻づまり・くしゃみ・喉の渇き・声がれ・皮膚の乾燥等、風邪の一般的な症状。
高熱やインフルエンザにも。（炎症が起こると、体内でリン酸鉄を燃やして血管を膨張させ、白血球などが菌と戦えるように血流を増やす）
出血―鼻・喉・歯 茎・肺・胃、受動的な動脈出血、鮮やかな赤色、膠状の塊になる。分泌物に血の筋。
鉄欠乏性貧血―動悸・息切れ・めまい・ 食欲不振、粘膜の免疫力も低下、口内炎等。少しの労働で顔が赤く火照ったり、青ざめたりする（一見健康そうに見えるがとても虚弱）。
偽多血症。治癒が進まずに症状が停滞している場合。ひどい衰弱。すぐに横になりたがる。
不定期に血流が高まり、 脈拍が一定しない。
風邪をひきやすい。暖かくたっぷり覆い、局所のみ冷たいものをあてることを望む。
頭 ズキズキ脈打 つような片頭痛。頭頂に鈍くて重い感覚。頭の片側にくぎや針が突き刺さったような・ハンマーで殴られたような痛み。
鼻出血で改善。周期的な頭痛（２～３日続く）。頭が前に押されている感じ。頭が空っぽのような感覚。頭の充満感。発熱時に頭皮が過敏。
立ち上がる時・生理中のめまい
目 光恐怖症、頭痛時。涙目。網膜の充血。瞼に砂が入っている ような感じ。
耳 風邪から聴覚障害。放射状に広がるズキズキ脈打つ痛み。Bell.ベラドンナでうまくいかない激しい耳痛。難聴。
鼻 鼻出血。鮮紅色。頭痛の間・熱の間・鼻をかんだ後・くしゃみ・思春期の鼻血
顔 顔面神経痛。目 の周りの黒い隈。
喉 咽頭痛。喉頭炎。扁桃腺炎。歌手の声がれ。扁桃摘出後の出血や痛み。
呼吸器系 急性気管支炎。 ヒリヒリする痛みを伴う咳やクループ。肺炎。血痰。短くて痛みのあるむずがゆい咳。苦しい痙攣性の咳。胸部が重い。 結核。
心臓 動悸。脈は穏やか・速い。
消化器系 消化不良。不消化の物を嘔吐。食後の吐き気・嘔吐。鮮血の嘔吐。酸っぱいげっぷ。水様便。血便。未消化便。飲食後・真夜中に痛みのない下痢。便秘。血行不良によ る痔疾
泌尿器系 咳から失禁。夜尿症。多尿症。膀胱頸部の炎症。昼間性遺尿症、子供。 生殖器系 月経過多。（月経 周期が短すぎる 量が多い・乏しい・水っぽい・衰弱させる） 膣は乾燥・熱い。つわり。産後の産 褥熱。
四肢 急性の神経痛。関節炎。熱感があり打撲様のひりひりする痛み。肩の痛み。静脈瘤。強打。過度に物を持ち上げた時の外傷。手術後の病訴。ストレッチをする必要。
睡眠 不眠 麻疹において。不安な夢。貧血症の寝汗。落ち着かない。
発熱 激しい・消耗性の・乾いた・間欠性の・寒気のない熱。
皮膚 おでき。 しもやけ。皮膚の痒み。
抑えられない喉の渇き
トマト・酸味・冷たい飲み物・アルコール・（刺激物）・（肉 ）を欲求。
肉・ミルク・コーヒーを嫌悪。
卵を嫌悪・悪化（Puls．プルサティラ）。
【好転要因】
ゆっくりとした運動 一人でいる 寒さ 冷湿布 横になる 睡眠 出血 鼻血 ペースを落とす 患部の圧迫起床後 排便後 発汗
【悪化要因】
振動 騒音 寒い空気 隙間風 午後４～６時 夜 触れられる 冷たい飲み物 肉 酸味 食後 発汗抑制 肉体疲労 動き回る 立っている 会話 太陽熱
Ferr-p.フェルム・フォス関連記事
クラシカルホメオパシーのレメディは、
自然治癒力を刺激するだけのものですが、
海外では、正式に医療として認可され、
医療現場で広く用いられています。
副作用がなく安全で、
お子さま、妊婦さま、ご高齢の方まで、
皆さまに安心して服用なさっていただけます。
お薬との併用も可能です。