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4月の半ばに東京に行って、リュネビル刺繍で作る「全面刺繍のバッグ」に丸々1ヶ月を費やしました。
それが無事に完成したのが5月半ば。
5月なのに真夏のような気温の日があったりして、
着付けレッスンには袷の着物で練習していますが
暑い、、、
単衣の着物が欲しいな、と思うようになり、
そうだ、昨年、母が送ってくれた反物が
単衣向きだったのでは?と思い出しました。
出してみたところ、麻とウール、まさにピッタリ。
現在80代の母が20代の頃、結婚前、会社を辞めて、
しばらく経理のアルバイトを呉服店でしていた時に、
「これなんかええんじゃないか?」
と、勧めてもらった反物だそう。
まさに60年前。
母は、「ミシン縫いの本でも一冊買ってきて、直線の部分で目立たないところはミシンでジャーッと縫ってしまえば?失敗しても、気にしないでやってみたら?」
と言うので、
学生時代のテキストは捨ててしまったので、何か指標となる本が必要です。
少し検索をかけたら「本の通りにやって10日で単衣が縫えました」というコメントが2つついていたのと、
部分縫いを、解説したQRコードで読み込む動画付きの本がありました。
それを購入。
でも、浴衣を作ることがメインで、単衣の解説はそこまで詳しくなく、実際にやり始めたら疑問点だらけで何度も
こんな解説じゃ、わからなーーーい!!
と、半泣きで作り続けました。
結果として、10日で縫い上げはしました。
でも、訳わからない!というところをスムーズにクリアしていたら7日で完成していたと思います。
丸2日ほどはそれぞれのポイントの疑問点を考えて考えて、作業中断、
解決策を探してYouTube探してみたり、
チャットやGeminiに聞いたりして
答えを模索するという足踏みの時間がありましたから。
和紙に「松本寅治商店 機番54号 20反経 18反目」と表示がありました。
この紙はそのまま引っ張ればすっと抜けるかと思いきや繊維に織り込まれていて取れず、
水通しをした時に十分湿らせるとすっと抜けました。
水通しをして乾かすと、また、美しい。
単なる平たい織物だと思ってたら、ちぢれ?が浮き上がってきて立体的な布になりました。
60年間ギュッと巻かれていて縮こまっていたのですね。
布が息を吹き返した瞬間だと思いました。
紆余曲折を経て、10日で完成させました。




