耳鼻咽喉科を受診したのはこれで2回目。
以前は、眩暈で近所を耳鼻科を受診した。
その時も、症状はあったので検査をし、投薬治療と週1~2回、注射をする事になった。
注射は、10回なので約2か月通った。
困ったのは、ここの看護師が静脈注射が下手で、毎回何度も針を刺される。
私の、細い血管がいけないのだけど、何度もとなると又かと思い顔が曇りため息が出た。
妹からの電話は、朝4時だった
熟睡していたので、慌てて起き上がったせいか携帯を落としそうになる。
「もしもし」と言うと「今、主人が亡くなったから病院に行ってくる…」
その声は意外に落ち着いていたので少し驚いた。
「うんうん、気を付けてね」と言うと電話は切れた。
亡くなったか…これからどうしたらいいんだろう
九州に、行った方がいいよね、側についてやらないと…
そう思い、支度を始めた。
それから、2時間ほどして、妹から電話があった。
「来なくても良い、今、県をまたげないでしょ、私達で見送るから」と言った。
コロナになってから、人と会えなくなったばかりでなくお別れも言えない
私は、悔しくて唇を噛んだ。
「何かあったら何でも言って、言ってよ」と言うと、妹は「うん、ありがとう」と言って電話は切れた。
叔母が、亡くなって電話が怖くなり着信音を、お気に入りの曲にしてみたが、怖さは変わらなかった。
妹からの電話も、外は暗い4時。
心臓がドキドキした
これから、妹から頻繁に電話があるだろう、その度にドキドキするのかぁと思うと気が重くなった