夏場に見過ごされやすいアレルギー対策とは? | bluerose-is-ephemeralのブログ

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近年になって、ついに「青い薔薇」の開発成功が伝えられました。この世にないもの、と云われてきた「青い薔薇」。
あなたにとっての「青い薔薇」とは何か、本ブログを読んで、ぜひ見つめて頂きたいと思います。――それは本当に美しいですか?

【投稿者コメント】


【キーワード】

[記録で原因を特定する]、[意外なアレルゲン侵入]、[身を晒す生活環境留意]


【件名】

「夏場に見過ごされやすいアレルギー対策とは?」


【投稿本文】


◇【壮年期後期(40歳代中頃)以降で発症するアレルギーとは?】


 薬物治療の影響とか、7回ものコロナワクチン接種の影響とかで、これまでアレルギー症状の無い方が急に、アレルギー症状に見舞われる事が多い様に思われる。

 幼児期~壮年期に掛けて、アレルギー症状の無い方が急に、壮年期後期(40歳代中頃)以降に急に、腕時計のベルト留め金・メッキで手首の湿疹等を引き金に、アレルギー症状を発症させた場合は、アトピー性皮膚炎→血液検査の炎症値増大→喘息・関節リューマチ等へ重症化するケースが多い。

 特に、長期に薬物治療を受けている場合は、相互作用で重症化しやすい。

 特に、近親者(親・兄弟等)にアレルギー症状(アトピー性皮膚炎、喘息、関節リューマチ等)の患者がおれば、壮年期後期(40歳代中頃)以降に急に、アレルギー症状を発症して重症化するケースが多いので、要注意だ。


◇【夏場に見過ごしやすいアレルギー対策とは?】


 アレルギー対策は、とかく、冬場や春先に必要になると思いがちだが、飲食や皮膚刺激等を考慮すれば、案外、夏場でも必要なアレルギー対策は見過ごされやすい。

 具体的に云うと、見過ごしやすいアレルギー対策は次の通りだ。


【1】目薬は血管注射と同じで、即時に、全身のアレルギー症状を起こしやすい


 目薬は、成分が直接、目蓋(まぶた)の静脈から吸収されるので、すぐに全身症状が出やすく、劇症化する場合はアナフラクシー症状に至る。

 挿(さ)すと清涼感が出る目薬に飽き足らず、疲れ目やピント向上を狙って、やや高額の目薬を購入して挿(さ)して、数分後に、全身の痒(かゆ)みを伴う皮膚炎等の全身症状に見舞われる事がある。

 高機能の高額の目薬なら、含有成分も多種多様ゆえ、アレルゲン成分が直接、静脈へ吸収されると、即、アレルギー症状を起こしやすい。

 アレルギー体質の患者は、ドライアイ症状も起こしやすいので、目薬を日頃、季節に関わらず、多用しがちだから、注意が必要だ。

 目薬でのアレルギー発症を抑えるには、その成分が涙の成分に近く、防腐剤も含まない、コンタクト用目薬がお勧めだ。


【2】夏場の紫外線・ブルーライト対策を徹底すべし


 夏場に、紫外線・ブルーライト対策をせずに、直射日光を10分間程度、浴びても、夕方以降に、皮膚内にメラニン色素が沈着する際に、アレルギー症状を起こして、皮膚炎が全身へ拡大する事がある。

 とにかく、太陽光線の紫外線・ブルーライトはアレルギー患者でなくとも有害だから、特に、アレルギー患者の場合は、次の様な、徹底した紫外線・ブルーライト対策が必要となる。

①夏場の昼間は極力、外出しない。

②外出する場合は、太陽光を浴びる時間を最短にする。

③外出する場合は、次の様な徹底した「UV・BL(ブルーライト)対策」が必要です。
・太陽光を浴びる皮膚面積を最小にする為に、
 アームカバー(腕カバー)、サングラス(UV+BL)、ツバの広い帽子等を着用する。

④太陽光を長時間浴びた場合は、アレルゲン食材・飲料を排除したり、激しい運動を避ける等のアレルギー対策を行う(重症化の予防)

⑤1日間、1週間、1月間の許容太陽光露出(暴露)時間を定めて、オーバーしない様に管理する (オーストラリアの規制法規等を参照)


【3】アレルゲン(原因物質)を特定する為に「アレルギー日誌」を付けよう!


 アレルギー患者の場合、多くがアレルギー症状を起こす原因物質や生活行動が特定されておらず、原因不明の場合が多い。

 もし、「特定の飲食物・薬剤」や「特定の運動」や「特定の生活環境(日光や気温や湿度等)」がアレルギー症状を起こす原因だと判っておれば、それらを回避すれば、発症を抑えたり、重症化を防ぐ事が可能だ。

 その為には、日常の行動様式(睡眠、起床、食事、薬剤服用、外出等の野外活動、業務・運動、休息・安静、体調等を1行記載)を自由形式でメモ書きして「アレルギー日誌」を付けておれば、

 体調に異変があった場合に、その日の「アレルギー日誌」を視れば、例えば・・・

・アレルギー症状が発症した3分前に使った目薬が原因だ!

・昼食後、休憩も取らずに、自転車を2時間乗り廻したら発症した!

・朝食でパンや牛乳を冷たいまま食したら、小麦蛋白で発症した!
 翌日、パンや牛乳を温めたら、発症しなかった!

・盛夏の昼間に紫外線・ブルーライト対策をせずに、30分間直射日光を浴びたら、夕方に全身の皮膚症状が出た!

 等のアレルギー症状を起こした食物・薬剤や行動様式が特定出来て、対策・予防に役立てる事が可能となるので、「アレルギー日誌」の作成をお勧めしたい。


【注】本稿で記載した、アプリ、ソフト、ハードウェア、URL、操作手順、記載内容の完全性・網羅性を保証するものではありません。使用・導入・採用は自己責任となります。具体的なソフト名、製品名、ベンダー名は、あくまで事例であり、必ずしも、購入・適用・導入を推奨するものではありません。

 本投稿で記載した医療情報は、個人差があり、原因も各人、様々であり、必ずしも、万人へ適用可能ではありません。適用・応用・導入は自己責任となります。

 適用・応用・導入に際しては、医師や薬剤師等の医療専門家のアドバイス・指示を受ける必要があります。


【追 記】(2024年8月17日)

 先日のTV番組の「相棒」ドラマで、ナッツアレルギーの被害者が知らぬ間に、ナッツ粉末を振り掛けたチョコレートを食べさせられて、アナフラキシー殺害されると云う殺人劇が放映されていた。

 食物に関わらず、関節リューマチ治療薬の中には、抗がん剤を転用した劇薬もあり、多量に服用させた場合は、某歌舞伎役者の両親殺害事件じゃないが、薬殺も可能だから、薬物治療を受けている場合は、薬剤の管理は厳重にしたい。

 特に、家や会社や役所の机上やカバンや引き出しへ施錠せずに放置した場合は、目薬等の薬剤にアナフラキシー成分を混入させた薬剤へ入れ替えれば、薬殺が容易に出来てしまうから、常に薬剤は着用している衣類のポケットに携帯して、身から離さない措置が必要だ。

◇【武見厚生大臣へ訴えたい事!】

 この様に、アレルギー患者は、健康な人の何倍も心労の負荷が高い。

 特に、乳幼児の場合は、ショックを防ぐ為に自己注射する補助治療剤の「エピペン」を携帯させる事も叶(かな)わず、行動の制約さえも受けてしまう。



 関節リューマチの薬物治療が開始して、はや、半世紀以上も経過して、現在はオーダーメイドのDNA治療さえもが開始されても、未だに、アレルギー発症の機序(メカニズム)も不明で、有効な治療方法が確立されていない現状は、医療の怠慢であり、患者は、とても不満で看過し難い!

 糞の役にも立たないiPS研究に、多額な、無駄な国費・税金を掛けて浪費する様な状況ではなかろうに!



【追記2】(2024年8月18日)

 上記のアレルギー症状の深刻さは、御本人か、又は、家族の方がアレルギー患者でないと中々、御理解頂けないだろう。

 健康な方にとって、単なる食料でも、その食料がアレルギー患者のアレルゲン(原因物質)だと、患者には、必殺の毒物になるから、アレルギー患者は必死でアレルゲンを避けようとする。

 自宅での食事や外出先での手作りの弁当なら、食事のアレルゲンを回避する事は容易だが、遠出の外出や旅行等で外食する場合は、食事の選択肢が限られるから、今までの安全牌(平気だった食料)を思い出して、見知らぬ危険物のアレルゲンをより分ける事になる。

 今から、約30年近く前の、子供が小学生の頃、夏休みに、千葉県鴨川市の鴨川シーワールドに遊びに行って、近くのホテルに宿泊した時の部屋での夕食風景を思い出す。

 海岸近くのホテルだから、夕食には豊富な海産物の馳走が出たが、配膳が終わると家内が突然、大声を発した!

 「あなた!つい、先日、◯◯の小学校の給食にカニが出たら、アナキフラキシーショックで救急搬送されたのよ! もし、料理にカニが含まれておれば、◯◯は死んじゃうわよ! 早く皆で、カニを探し出さないと! 早く!」

 後は、家族四人が目の色を変えて必死で、折角の料理をグシャグシャにして選り分けた!
 状況を知らぬ方がこの風景を視たら、至極、奇妙な姿に視えた事だろう!



 事ほど左様に、アレルギー患者は、余計な事に手間暇・心労を掛けないと生き延びられない!

 アレルギー症状の発症機序が解明されて、根本的な予防・治療方法が確立されて、アレルギー対策のリソース(工数、物、金銭、時間)が他の用途に振り向けられたら、日本のGNPは少なくとも、30%は改善・増強されるはずだ!

 社会的損失や生産性減少を招く多くの国民のアレルギー症状が解消されれば、確実に国力は増強されるから、当たらぬ無駄な迎撃ミサイルシステムに国費・税金を費(つい)やすよりは、アレルギー撲滅プロジェクトに国費・税金を振り向けるべきだ。