【要 旨】
「最新モデルへ乗り換える前に、iPhoneのバックアップをiCloud以外のMacPCへ取得する操作手順は?」
【Key-word】
[Apple推奨方法]、[ディスク丸毎OK]、[簡単操作]
【投稿者コメント】
もうじき、新規モデルのiPhone14の発表・販売開始を控えて、この最新モデルへの機種乗り換えを検討されている方は多いだろう。
そこで、iPhoneの機種乗り換えには、データやアプリも乗り換えが必要となり、現行機種のバックアップを取得する必要性が出てくる。
iPhoneは最新モデルが出ると、比較的、乗り換える機会が多く、データやアプリも乗り換えが必要となり、WindowsPCのバックアップのディスク丸毎クローンの如く、一旦、バックアップを他の端末へ作成した後に、作成したバックアップを乗り換えた最新iPhoneへ書き出して、Restore(復旧)する事になる。
ここで、Appleが推奨するバックアップ方法は、①iCloudへのバックアップと②MacPC等のFinderを使用したMacPC等へのバックアップだけだ。(iTunesでのバックアップは不可)
①iCloudへ丸毎バックアップするには、ディスク容量も大きくなり、月額費用も大きくなるので、②MacPC等のFinderを使用したMacPC等へのバックアップも考慮してもよいだろう。
以下は、この【MacPC等のFinderを使用したMacPC等へのバックアップ操作手順】を示したものだ。
併せて、【Finderの左欄の「場所」項目に狙いのiOS端末を表示する操作手順】も提示している。
尚、Appleが推奨する方法ではないが、バックアップアプリに依る方法もあるが、以下の理由で余りお勧め出来ない。
・無償と云うものの、Restore(復旧)には、有償ライセンス4,200円(例)が必要となり、無償のFinderに比べると高価だ。
・バックップ対象は全てのファイルではなく、ディスク丸毎と云う訳にはいかなず、欠損が出る!
・ファイル名称が化ける場合もある!
・Backup/Restoreの完全性が保証されておらず、完全にRestore出来ない場合に支障が出る可能性がある!(Appleが推奨する方法を採用すべし、手間暇・費用を掛けてRestore出来なかったでは遅い!)
※手間暇を省くには、バックアップ操作を定刻自動起動したり、ディスク容量の緩和には、外付けディスクへのバックアップ取得方法も検討すべきだろう。(後日報告予定)
【MacPC等のFinderを使用したMacPC等へのバックアップ操作手順】
添付図1_iPhoneのバックアップをMacPCへ取得する操作手順
(0)iPhoneとMacPCをUSBケーブルでつないで、iPhoneの顔認証を通す
(1)MacPCの左上の「Finder」メニューの「移動」をピックして表示されるメニューの「コンピュータ」をクリックする
(2)表示されたFinderダイヤログの左欄の「場所」項目のバックアップ対象のiPhoneの項目をクリックする
※Finderダイヤログの左欄の「場所」項目へ、バックアップ対象のiPhoneが表示されていなければ、下記の【Finderの左欄の「場所」項目に狙いのiOS端末を表示する操作手順】を実行する。
(3)右欄の「バックアップ」項目の「iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」の前の○をクリックして、チェック⦿を入れる
(4)右欄の「バックアップ」項目の「今すぐバックアップ」ボタンをクリックする
(5)右欄の下のインジケータへ処理進捗中がグラフ表示されて、処理が終わるとデータ区分が色分け表示される
(6)処理が終わると、右欄の「このMacへの前回のバックアップ」項目へ処理完了日時が表示される
【Finderの左欄の「場所」項目に狙いのiOS端末を表示する操作手順】
添付図2_Finderの左欄の「場所」項目に狙いのiOS端末を表示する操作手順
①MacPCの左上メニューの「Finder」をクリックして、プルダウンメニューの「環境設定」をクリックする
➁表示された「Finder環境設定」ダイヤログの「サイドバー」タグをクリックする
➂表示された「サイドバーに表示する項目」のメニューの下の「場所」項目の「CD、DVD、およびiOSデバイス」の前の□をクリックして、チェック(レ)を入れて、左上隅の赤丸🔴をクリックして表示されているダイヤログを閉じる