新型コロナウィルスの第2波攻撃、第3波攻撃は、ミネラル強化食で乗り切ろう! | bluerose-is-ephemeralのブログ

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近年になって、ついに「青い薔薇」の開発成功が伝えられました。この世にないもの、と云われてきた「青い薔薇」。
あなたにとっての「青い薔薇」とは何か、本ブログを読んで、ぜひ見つめて頂きたいと思います。――それは本当に美しいですか?

【要  約】
「新型コロナウィルスの第2波攻撃、第3波攻撃は、ミネラル強化食で乗り切ろう!/西洋人と日本人の食生活の根源的な差異は、ミネラル摂取の差異しかない!/日本食の出汁文化・魚・海産物・ニガリ豆腐の高摂取がウィルス耐性を強めた!/肉・乳製品偏重、ファーストフード、食塩純粋製造等の西洋食の普及が、日本人の代謝異常・糖尿病・アレルギー疾患・血管障害・ウィルス耐性弱体化を招いた!」

【キーワード】
[難病の根治治療が実現]、[疫学的手法にも注目を]、[大局的階層的解決策を]

[投稿者コメント]


【1】日本人の新型コロナウィルスへの耐性の源泉は?


 最近、日本人のコロナウィルスの耐性が、西洋人のそれを凌駕している理由・原因について、様々な見解が出されているが、決定的に原因を説明する説は出ていない!

 西洋人と日本人との生活風習や遺伝特性やウィルス罹患履歴等の差異が原因として挙げられているが、未だ、決定打はない!

 長い生活風習の違いと云えば、「医食同源」と云うように、「食生活」の違いが最も説明しやすい!

 西洋人と日本人との食生活に於ける、決定的な差異を「栄養素」の観点で視ると、「ミネラル分」の摂取量には、決定的な差異があり、統計学的にも、疫学的にも、十分に、その有意差は検証・立証出来る!


【2】ミネラルとは?


 「ミネラル分」と云えば、「生物の起源は海!」と云われる様に、海水に溶けている元素で、マグネシウム、亜鉛、マンガン、ニッケル、臭素、金、銀、ナトリウム、塩素、水素、酸素、カリウム、カルシウム、鉄、ウラン、ホウ素、窒素、硫黄、燐、ヨウ素、等、ほぼ全ての「元素周期表」の元素が含まれ、有機物ではなく、ほぼ、元素単体で存在しており、中には、合成化学の触媒として活用されているものも含まれる。

 もっと判りやすく云うと、食塩精製の際に、海水に残ったニガリ成分の、豆腐製造時の凝固剤の主成分の「塩化マグネシウムや塩化ナトリウムや硫酸マグネシウムや塩化カリウムや塩化カルシウムや臭素」等である!


【3】戦後のミネラル摂取の変遷と新たな疾患の発生


 海を起源とする人間の必須栄養素である、ミネラル分摂取に大きく影響したのが、日本専売公社(現、日本たばこ産業JT)に依る、イオン交換膜製塩法への移行である。

 イオン交換膜製塩法への移行前は、流下式製塩法であり、精製した食塩には若干のニガリ成分も含まれていたが、イオン交換膜製塩法へ移行すると、食塩は純粋のNacl成分のみとなり、ニガリ成分は完全に除去された!

 ニガリは現代病との関わりが非常に高いミネラルを豊富に含んでいる。ミネラルが不足すれば、体の防御機能や、生殖能力が低下すると云われている。さらに、慢性的なミネラル不足はガンや糖尿病等の、生活習慣病のリスクを高めるとも云われている。体に必要なミネラルの量は少量だが、人間の生命を維持して、体の機能をコントロールする為に、必要不可欠で、大事な栄養素だ。

 脂肪を燃焼させて、老廃物や摂り過ぎた水分を排出したり、摂り過ぎた塩分を排出させたりと様々な効果がある。摂り過ぎた水分もただ排出するのではなく、腸からの再吸収があるので、便秘の解消につながる。腸に蓄積した老廃物、宿便等が無くなる事で、肌荒れの解消にもつながり、さらに、ミネラルは体の代謝を助けるばかりか免疫力を高めて、外敵であるウィルスから体を守る。従って、コロナウィルスやインフルエンザや風邪等の予防にもつながる。

 アレルギー症状の改善については、まだ詳しく判ってはいないが、ミネラルが補給される事に依って、本来持っている免疫機能が正常化されて、適切な反応や攻撃をする事で、アレルギー症状の改善につながると考えられる。

 疫学・統計学的に視て、食塩製造法がイオン交換膜製塩法へ移行すると、急激に、アトピー症状や喘息や花粉症等のアレルギー疾患が増えたと云う説も出ている!

 ただし、「過ぎたるは及ばざるが如し!」と云う様に、ビタミンも過剰摂取すると毒性を持つ様に、過剰なミネラル摂取は新たな疾患を招くので、適正量の摂取が大前提だ!


【4】お勧めのミネラル摂取法及び摂取量に関する留意事項


 お勧めのミネラル摂取法の事例は、以下の通りだ!

①朝食に、ノリとノリの佃煮を添えて、豆腐(ニガリ成分)の味噌汁

②十時と三時のお茶は昆布茶

③昼食は、ノリを巻いたオムスビ

④夕食前に、冷たい豆腐でビールを一杯

⑤夕食はノリの手巻き寿司と昆布出汁のすまし汁

⑥食後や外出後は、ポビドンヨード系の消毒剤(商品名:イ○ジ○)でうがいを行い、すすぎはうがいと同量の水で行い、上気道にヨードを付着させて、微量のヨードの摂取を行う

 ミネラル成分の体内貯留や体外排出の程度・感度・作用は個人差があり、ほとんど、血中濃度を維持出来なければ、ミネラル欠乏症を来たすので、適正な摂取量については、管理栄養士や医師のアドバイスが必要だ!

 ただし、マグネシウムイオンが若干体内に吸収されるので、腎臓障害のある人はニガリ成分は摂取出来ない。腎臓でマグネシウムイオンが排出されない為に、体内に貯まり、高マグネシウム血症となり、中枢神経障害を起こす恐れがある。

 さらに、甲状腺疾患の診療ではヨードを多く含む海藻類の摂取量に注意しなければならない。甲状腺に基礎疾患があれば、ヨード摂取に依り甲状腺機能に変動を来たす事があるからだ。

 具体的な摂取方法・献立・適量については、医療機関の管理栄養士に相談される事をお勧めする!


【5】新たな「細胞調整機構=ミネラルチャンネル・ミネラルスイッチ」の可能性


 現段階では、細胞レベルでのミネラルの調整機構・メカニズムの全貌は解明されていない!

 ミネラルは、有機物としてよりは、元素単体で、極微量で、化学工学の触媒的な作用が推定されるが、その作用が細胞構造のどの部分・機関や機能で作用するのかは解明されていない!

 細胞は、生命体を構成する基本的単位である。細胞は核と細胞質から成り、細胞膜で覆われている。細胞膜は、リン脂質2重層から構成されており、この中に、特殊なタンパク質(受容体、酵素、担体、チャネル等)がはめ込まれている。脂溶性物質やガス(酸素や二酸化炭素)は、細胞膜を自由に通過出来るが、水溶性物質(電解質や栄養素)は、通過出来ない。電解質や栄養素を細胞内外に移動させたり、情報をキャッチする為のタンパク質(受容体、担体、チャネル)が細胞膜に分布している。



 最近のミネラル成分の役割についての研究事例は、2019年2月13日に、東北大学 多元物質科学研究所が、「細胞内の亜鉛の新しい生理的役割が明らかに―亜鉛とシャペロンタンパク質ERp44による新しいタンパク質品質管理機構の仕組みを解明」と云うタイトルで発表している。

 その研究報告に依ると、

「細胞中のタンパク質の品質管理に於いて、亜鉛が必須の役割を果たしている事を世界で初めて明らかにした。

・亜鉛は、分泌タンパク質の品質を監視するシャペロンタンパク質ERp44に、一時的に結合して、ERp44の大きな構造変化を誘導して、結合相手となるタンパク質との相互作用を促進する事を原子レベルで明らかにした。

・細胞内でのERp44の正常な機能には、亜鉛イオンが細胞のゴルジ体に局在する亜鉛トランスポーターに依って、ゴルジ体中に取り込まれる事が必要である事が判った」と云う。

 さらに、同論文では、「今後の展望に於いて、今回の発見に依って、必須金属である亜鉛の新しい生理的機能が明らかになり、亜鉛不足に依って細胞のタンパク質品質管理に障害が生じる事が判った。亜鉛が不足すると、味覚障害をはじめとして、免疫力低下、皮膚炎、成長の遅れなど、様々な症状が引き起こされる事が知られているが、発症メカニズムについては不明な点が多く残されている。今回の成果は、これら疾病の発症メカニズム解明に向けた基盤の一つになる事が期待される」と述べており、亜鉛摂取不足に依る味覚障害とコロナ感染症に於ける味覚障害とは、何らかの関連があるのかも知れない。

http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2019/190213/



 さらに、 https://note.com/yellowknife525/n/n79162790791c に於いては、「自己免疫疾患に於ける微量栄養素:亜鉛とビタミンDの可能な治療上の利点」と云うタイトルで、

「AID(自己免疫疾患)患者の診療中、微量栄養素欠乏の可能性を検討し、観察された場合は欠乏要素の監視された補充に依って治療する必要がある。この点で、栄養素の相互作用に焦点を当てたより多くの研究は、AID患者の治療戦略を最適化し、シンプルで費用対効果の高い栄養アプローチを使用して、発生率の増加を停止出来る事を強く保証します」と結論付けており、肺に集中したコロナウィルスに依って、重篤な、「自己免疫疾患=間質性肺炎」を発症すると云う事象と密接な関連があるのかも知れない。

※「関節リウマチ」や「全身性エリテマトーデス(SLE)」に代表される「膠原病」は、「全身性自己免疫疾患」(AID)である。

 当方としては、遺伝子・細胞レベルでの必須金属の役割・機構・メカニズムの解明と併せて、疫学的・統計学的な手法も併せて、大局的な、階層的な、、相互作用・相互依存的な、観点での機構(仮称:ミネラルチャンネル・ミネラルスイッチ)の解明が進んで、ミネラル欠乏症が、代謝異常・糖尿病・アレルギー疾患=自己免疫疾患・血管障害・ウィルス耐性弱体化を招くと云う検証・証明がなされて、根源的な、治癒・回復・完治が実現する事を期待したい。

※当方の推定では、「コロナウィルス感染」が、体内のミネラル成分の過剰な排出を発生させて、重篤なミネラル欠乏症を発生させて、全身の血管障害に依る多臓器不全を発症すると思われる。対処としては、過剰なミネラル成分の体外排出を抑制すると共に、適量のミネラル成分を補給する事だろう! 

 ミネラル成分の体内貯留や体外排出の程度・感度・作用は個人差があり、適正な排出抑制や適量の補給には、臨床医の適切な判断・処方が必須である!

 近々、「ウィルス学に於ける疫学的調査データ」と「栄養学に於ける疫学的調査データ」を突合・精査する事で、上記の推定の妥当性が検証・立証されるかも知れない!