気まぐれニャンコと散歩道 -25ページ目

気まぐれニャンコと散歩道

自称ニャンコの私が日々の出来事を
ぶちまけちゃいます♪

こんばんわm(__)m


っと、言う訳でにじゅうよんさんのリクエストによりちょっとした物語を書いてみました。


一応、、、この物語はふぃくしょんであり、実在の人物や背景、作者の思考や過去なんかに惑わされるな!!!

ってな事で、気まぐれに書いた物なので特にコメントや突っ込みは要りません。

ここ重要\(゜ロ\)


んじゃ、おやすみなさい。



Short Story 「記憶」




日曜日、まだ夜が明けきらない朝

僕は車に乗り込み、忘れかけていた記憶の欠片を探しに、あの街へとアクセルを踏み込んだ。




昨夜見たテレビ・・・

そこに映って居たのは、二人で寄り添い暮した思い出の街だった。




街に近づくに連れて、流れる景色は懐かしくもあり・・・

少しだけ変わった街並みに時間の流れを感じると同時に、彼女との思い出が溢れだしてくる。


煙草に火をつけ車のウインドウを開けると、車内に懐かしい街の空気が思い出と一緒に入って来る。


車を止めて、街を歩く


駅から二人乗り自転車でアパートまで帰った道のり

彼女とよく行ったレストランはもう無くなっていた。

彼女に一度も勝てなかった寂れたボーリング場は不思議とまだ営業していた。


二人で暮したアパートには当然見知らぬ誰かが暮して居て、そこに僕が居たと言う事実は記憶の中にしか存在しないのだ。


もう、長い時間が流れていた・・・

心から愛していたそんな彼女の声を、今となってはハッキリと思い出せない自分が情けなかった。


過ぎ去った時間が、僕の記憶から

楽しかった思い出や彼女を想う気持ち

そして、サヨナラの悲しみも・・・

煙草の煙みたいに薄れさせ、やがて見えなくなって

忘れていくのだろうか・・・


だけどこうやって思い出の街を歩いて居ると、そこら中に僕の記憶の扉を開く鍵が存在する。

忘れてしまいたい事も、忘れたく無い事も

どんな過去も大切な記憶であり、僕が生きて来た証しなんだ


僕は防波堤に座り、水辺を眺めていた


煙草に火を灯し、流れる煙を目で追うと

そこには変わる事の無い青空が広がっていた。









自分にとって大切な思い出…
今の私を作って居る経験、言葉や出来事、出逢った人達。

忘れたくない事

忘れてしまいたい事

歳を重ね、大人になって成長していく。

私のメモリーの容量はどのくらいなのだろう…

例えば、今までに出逢った人達が私の記憶のファイルを開く鍵やパスワードをもっていたりする。


私の記憶は私だけの物では無かったりする。


そこに合鍵が存在する。