今夜はステージへ
病院の近くの喫茶でサンドイッチ。
おふくろの癌がどうなってるのか、今年最後の健診です。
待ち時間は長く、毎月、待ちながらいろんなことを考えます。
とにかく自分自身に言い聞かす、人は誰しもみな壊れ、どんなに強い人でもいつか必ず死ぬ、善を尽くした人でも死ぬ、おれもいつか死ぬ、順序が狂わず死んでゆけるのは幸せなことだ、って。
正論と理屈で自分に、強くそう諭す。
だけど人間には感情があり、その感情は、人の死を理屈では迎え入れられない。
悪いこと考えるのはやめようと目を閉じると、もう会えない家族の顔が浮かぶ。
人間とはそういうものなんだと、つくづく思う。
そして不思議なのは、闘病する父親や母親を持つ人たちと自然に出会う。
また、そんな経験を経て今現在悲しみを乗り越えた人たちとも出会う。
凄いことだ。運命が引き寄せるのだろう。
離婚を経験すると、離婚を経験した人たちと出会う。
弁当を作り始めれば、弁当を作っている人たちと出会う。
そうやって、みな励まし合い、相手の身になっての会話を交わし出す。
そうやってぼくはいつも誰かに励まされながら、今年一年をなんとか乗り切れた。
昨夜も地元のスポーツインストラクターさんが何通もメッセージを送ってくれ、励ましてくれた。感謝してる、心から。

ハートブレイクホテルにようこそ。
今日も3階の11号室で待っている。
今夜はライヴハウスで歌をうたう。
神様、ちょっとでも上手く歌えるよう、見守ってください。
なぜならば、おれは孤独な仲間たちと一緒に、戦争や放射能で死にたくないって、ペパーランドのステージから、ちょっとでも人の心に響くように歌いたいからだ。