空、割れる。 | 青いレコード ~されど、青春。~

空、割れる。

空が割れるような雷の閃光の中、食材を買いに行きました。

そして雨に濡れながらお店に入ってから思い出すのです、あぁ、今日から弁当いらなかったんだ、と。

昨日夢くんが、朝ごはんだけは作って、って言ってたな、と。


若い頃は忘れなかったのに、すっかり忘れてたと、うっかりして忘れてたが増えた。

その内、自分は家族の顔も思い出せなくなるかも知れん。

ばあちゃんは時々、おれのことを、早くに亡くなった自分の息子と間違えていた。

生きてたん?ずっとどこに行ってたん?、と、声が出せる終期の頃に言われ、おれは知らん顔をした。

あの時、亡くなったおじさんのふりをすればよかったと今も思ってる。

ばあちゃんの心臓が止まる時、ばあちゃんが握りしめていた手は、おれの手だったのか、それとも先に死んだ自分の息子の手だったのか、そんなことを考える。
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小鳥が鳴き始めた。おはようサマンサ!Miss サマンサ!

今日もハートブレイクホテルへ、ようこそ。



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