ブルーレイスターシード アセンションノート

ときどきアート

美術展レポート GUTAI 展



昨年の秋から開催されていた『GUTAI 展』に行ってまいりました。


大阪の2つの美術館共同企画の、

満を持してのGUTAI展です。

熱のこもったキュレーションにこちらの胸も熱くなります。


私が指導を受けた先生のおひとりが、『具体』の影響を受けた先輩に指導された経験をお持ちで、その時のエピソードが面白くて興味を持っていました。


「とにかく、画面を壊せ!」 とか、

見たことのないような表現ができた時、

「よくやった!」とものすごく褒められた とか


美術史の中の芸術運動でなく、もっと身近に感じられ、アーティストってやっぱりどこか同じ匂いがするなと思っていました。



そしてこの企画展のタイトルは、なんと!

    『GUTAI 分化と統合』

とても今どきのスピリチュアルな言葉が並んでいます。う〜ん 分けて統合する、意味深です。


芸術は魂の純粋な表現なので、そもそもがスピリチュアルなもので当然と言えば当然ですが




(白髪一雄 『赤い丸太』)




魂のほとばしり

歓喜

湧きあがるエナジー

純粋無垢

無限


会場全体から

いろんなものを受けとりました。


新たな画材、素材を用い、試行錯誤の連続。

既存のものではなく、

自分の内側に深く深くもぐって、

さぐってくることで、

核となる表現が生まれる。


西洋美術の踏襲でなく、

戦後日本の今の自分たちが表現するもの、表現したいものを意識していたように感じました。


はたから見ると???

だらけのことでもやってしまう

愛おしい芸術家たち



最後に具体の中心的存在の

吉原治良の「具体美術宣言」を紹介します。


すべて未知の世界への

果敢な前進を具体美術は

高く尊重する






すはらしいです

ブラボー 👏