R記念ブログ、屈折編。 | wandering blue

wandering blue

不定期更新中☆ブログの無断転載禁止。

祝・「ROMANCE」アルバムリリース&チャート1位おめでとう記念、超・長っ!ブログ。

 

 

<チャート・1位>

 

↑11.27の時のItunesストアの画像、独歩まで再度あがってくる現象が起きていた。

…エブリバデイ…みんな…カヴァーもソロもいいけど、エレカシも聴いてくれ(爆)。

 

…テンションが爆上がり…

…は、していない。

感激しやすいタイプではないので…

…ノリが悪いファンでごめん…。

 

チャートインしなくてもこの世の中には自分が欲する音楽は無数に見つかる。

今は昔よりも色々な手段で音楽を探すことが可能になっているから。

みんなの感想が良いから、という理由で色々なアーティストのアルバムや曲をチェックすることはあるけれどそれも最終的には音楽は自分が好きかどうかだけだ。

 

アーティストサイドは、売れなきゃ困る、売れなければ手にすることができない活動の自由度がある、というのは分かっている。

 

…と、タイトル通りに屈折しまくったブログを書きまくる(爆)。

 

私の屈折度はともかく、カヴァーアルバムは売れやすいという前提はあるけれども(爆)、ミヤジ本人がとても嬉しがっている御様子なので、

 

自身のキャリア初チャート1位、おめでとうございますー!! 

 

 

 

 

以下、屈折した内容になっているので鬱蒼としたブログは読みたい気分じゃない人は読まないでね(爆)。

注意したからね(笑)、読んだ後にイヤな気分になっても文句言わないでね!!!!!!!(爆)。

 

 

 

 

 

 

 

 

<P.S.I love you>

 

そう

屈折した愛情を語れ。

長く、長く、語れ(爆)。

みんながドン引きするくらい語れ(爆爆爆)。

そんなブログ書き(笑)。

自分に酔ってるブログ書き(爆)。

日中冷静な頭で読み返すと公開していいものか?悩むブログ書き(笑)。
 

↑普段は部屋の中にアーティストのポスター系は貼ったり飾ったりはしていない。

 

このジャケットのアートワークが好きすぎるので飾った。

グラデーションのピンク色がとても美しい。

フォトスタンドは100均(爆)。

…なんか、画像にしてみると…メンヘ×っぽいですね(爆爆爆)。

↑私のキャラが元々偶像崇拝するタイプじゃないからねぇ(笑)。

 

このアートワーク、お花はedenwoksの篠崎さん(フラワークリエイター)。

エイトは「ジャム」アルバムのアートコラボでedenworksとお仕事されていたね、懐かしい。(by.ヨコとコラボ)

 

アートディレクションは相楽賢太郎さん。

花は、「カラジューム」を束ねたもの。

因みに花言葉は「歓喜」「喜び」「爽やかさ」。

ピンク色が美しすぎる…私の中では好きなジャケ5位内にはランクインしてる…。

 

因みにこのジャケットのCD、初回限定盤「P.S I love you」は、2020年6月12日に行われたバーズデイコンサートat作業場「宮本、独歩。ひきがたり」の完全版&インタビュー&リハ映像という超お得なDVDがついている。

 

WOWOWメンバーズオンデマンドで放送されるという情報を知った時によく読んでいなくてWOWOWに加入してないと観れないと勝手に思い込んでいて後からこれが発売されて泣いた(嘘、泣いてない・笑)。

 

あなたがーーーー

好きなんですーーーーー!!!!!!

↑これはうたコン(爆)。

ROMANCEヘビロテしながらブログ書き中なのでたまに急に歌い出すかも?(爆)

 

…オチをつけて茶化すブログ書きはやめよう。

否、ムリかも…(爆)。

 

このブログ、全部一つのブログ記事に書いていたがあまりにもベクトルが違いすぎる個々の内容がでてきたのでなんとなく適当に分けて、小別にUPにした。

読む順序は日付順じゃなくても全然大丈夫(笑)。

 

 

<屈折>

 

さて、どれだけ私が屈折しているか…の、面倒くさくて重い話から。

高校生の頃に堕ちた聖飢魔Ⅱ、90年代に堕ちたエレカシ(by.99年5月)についてはあまりブログでは語っていない。

 

次元が違う好き加減で語れんのじゃ!!!!

爆爆爆

…と、そのような想いが根本にあるから。

 

ファン特有のポジティブな意見や感想などの想いを超えて、この曲は好きになれないとかもっとこうすればいいのに、これはやめてほしいとかこのアルバムのここが嫌とかこの衣装は好きじゃないとかこのギターよりあのギターの音のほうが好きだとか…

超・細かくて、超・ネガティブな想いまで出てしまうのが特にこの二つのバンド。

*分かりやすく「バンド」と言う言葉を使っているが聖Ⅱは正確にはバンドではない、設定が色々あるからその辺ツッコミ入れないで…(爆)。

 

このシングルは(もしくはアルバムは)好きになれない、どうしよう、ちょっと離れていようかな?というネガティヴMAXな迂回行動までしてしまうことまである。

実際に二つのバンド、それぞれ熱量が引いて遠ざかっていてリリース直後は自分の気持ちが納得できなくて数回聴いただけで、全曲タイトルさえ覚えぬうちにそっとCDを寝かせたこともある。

でも、ファンはやめない…って辺りが私って面倒くさいなってその時を振り返るとつくづく思う。

 

ついでに、ものすごく気に入った曲がリリースされたりと自分のテンションが高くなりすぎた時は、あまりハマると沼堕ちから抜け出せなくなりそうなのでほどほどにしたいー!!というメンドクサイ心理に陥ることもあった。

 

「スキ」とはとても矛盾するようだが、アーティストの路線が自分の好まない方向に行ってしまった時などはそんなネガティヴなことになったりしませんか?

 

そのくらい「自分の中のバンド像」みたいな音などがあったりする。

 

そんなモノは捨ててしまえばいいのだが、捨て方が分からない。

 

もの凄く大好きなバンドやらミュージシャンがいる人ならば一回くらいは経験したことがあるのではないだろうか。

 

否、そんなことない、ずっとずっと一つのバンドへの自分の熱量や愛情は変わらない、…という人もいるか…。

私は浮気性なので恐らく一つ(もしくは一人)のアーティストに「変わらぬ愛」を注ぐのは難しい。

 

私の良心は「活動してくれているだけでありがたい、贅沢を言ってはいけない…」と基本的にはどのアーティストに対してもそう思ってはいるので、楽曲や活動への不満などは音楽沼のDEEPな話に理解力がある人でないとであまりそういう話はしていない。

 

そして、そういうのが今も続いているのがエレカシだったりするのである。

*聖Ⅱは1999年に「卒業」している。

 

で、アメブロで滅多にエレカシ(orミヤジ)のことを熱狂的に書けない理由が他にも幾つかあった。

 

上記のように、自分の想ったままにブログにすると不特定多数の閲覧者を落胆させたり怒らせたりするだろうな?と言う内容も書きそうだからというのがある。

↑もうすでに炎上しそうなことを書いてるかもしれない疑惑は置いておく(爆)。

 

あと、こういうことがあった→「その時はそう思った」が後々「こういう風に感想が変わった、自分の視野を変えたことで別の角度から見ることが出来た」ということもあるので、後から修正しない限りそのままになってしまうブログはエレカシ、ミヤジは私にとっては適した素材じゃない。

何か(リリース等)のアクションがあった時に即での直球の感想は元々書きづらさがあった。コアなファンのエレカシへの愛情の深さは十分知っていたので。

 

あ、そうだ、今まで「あのアーティストはキライ」「この曲は好きじゃない」とはっきりブログに書いてたことはある。

 

それとは何が違うかというと、もし「それは違う」というような反対意見やアンチコメント等があった場合に、普段ならば少々頭にきても「ここーはあたしーの庭ー大遊戯場かぶきちょう~~」と椎名林檎の歌を口ずさみながら「あーはいはい」と思えるのだが、エレカシに関しては「ここはーあたしーの庭ー大遊戯場かぶきちょう~~え?はあ↑???あたしの庭っていってるだろーがー!黙れーーー!!!」と激しくキレるかもしれないので、軽いテイストでしかブログに書けなかった。

 

今までそんなコメントがきたことはないが、下書きの段階で考えてしまったことがあった…。

もともとの性格は怒りの沸点が低いから。

 

今、解禁してこんなブログを書いてしまったので、今後はどうするのだ?という問題も出てきたが、恐らく変なコメントとかメッセが来た時点でだいぶ若い頃よりは丸くなってきた?と思っているのでキレる前にあっさり記事の公開を止めると思う。

めちゃくちゃ、逆キレして攻撃的な返信をしてしまう可能性もあるか?!(笑)。

 

ああ、そして、他の音楽に関してはもう少し客観的にフィルターやノイズを減らして接することが出来るが、それが出来なかったり、制御できなかったりもするので、それもブログ化しない一因にもなっている。

 

 

<ドン引き>

 

もっとも、最大な理由。

 

ブログでエレカシを語るのに抵抗があった。

ものすごく、ずっと。

 

ブログを始めた初期、私のブログを訪問してくれたブロガーさんに対して「この人も音楽好きなのかな?どんな人かな??」とこちらからも訪問返ししていたら、エレカシファンの方が数名いらっしゃった、

それは嬉しかった。

 

しかし…。

 

極力ぼやっとした書き方をすると、「今日はミヤジが都内のどこどこにいたらしい(ハート)」的なことばかリの内容を書いていた方がいらした。

 

かなり「ドン引き」した。

 

今は私もSNSで情報収集を利用しているし、Twitterもインスタもやってるけど、当時はSNSでリアルタイムにつぶやくと、どうやらガーッと色々情報がすごい勢いで拡散されていくらしい??と、ぼんやりとしか理解していなかった。

 

昔昔、エレカシファンが集まる有名なBBS(掲示板)があった。

↑今もその掲示板があるのかは不明。

 

そこではアーティストの目撃情報からライブセトリやらチケット売ります買いますや、曲の感想とかファンクラブへの愚痴など、自由に書き込まれていて、私もそれを一時期こまめにチェックしていたことはある。

そこでやり取りして一緒に入る予定だった人がいけなくなって急遽チケットを定価で売ります!と言う女性の方から売ってもらったこともある。武道館の前で待ち合わせて隣の席だったので一緒に観た想い出もある(爆)。

椎名林檎がライブを観に来ていたという情報もそこで話題になった、本人がメディアなどで対談したりなど、公言する前だったと思う。

 

そんなこともあるし、学生時代はアマチュアやインディーズバンドに囲まれていたので群れるファンの女の子達を見てきたし、自分自身が売れていないバンド追っかけをしたことがあるので「ファンには色々なタイプがいる」とか「リアコファン、こじらせファンはどのアーティストにもいる」とか分かってはいたはずだった。

(当時はリアコ、こじらせという表現はなかったが・笑)

 

他のミュージシャンに関しては目撃情報をファンが発信していても「へえ」としか思わないのに、なぜかミヤジの目撃情報あげたファンとそれを喜ぶ(と言うかそれにハートマークで想いを寄せて更にブログで拡散する行為をする)ファンに対して「やめてくれー!!!」と思った。

 

ゲスな目でミヤジを見るなよ…的な感情なのかなあ??

それとは違うのかなあ???

 

色々なミュージシャンのファンの中でも、色々好きじゃないタイプのファンはいるが断トツに…

 

リアコミヤジ顔ファン女が一番苦手なんですよ(爆)

 

神聖視しすぎてる自分がいるので、リアルタイムであげるのはお願いだからやめてくれって思ってしまう。

「キライ」「苦手」と言うよりも反射的な「拒絶反応」だった。

 

アーティストのプライベートは守られるべきだ!という正義とはまたちょっと違う感情。

(*リアルタイムでプライベートな情報を流すのは内容によってはどのアーティストでもNGだと思っていますよ)
 

しかも、アメブロじゃなくてもそういうファンはどこにでもSNSに溢れている。

私がファンになった頃から女性ファンが爆発的に増えたことは分かってはいたが……うーん…。

 

本人がリアルタイムで目撃情報があがるのことをどう思っているかは知らないが、私は嫌だ。

 

この件があった時に、「正義感ではなくて、拒絶反応があるというのは自分も実はリアコなんじゃないか??」と考えてたこともあるがそれとは違うみたいだ。

バンド追っかけしたことあるので、本気な追っかけは、「自分以外のファン全てを敵に回してもいいからターゲットを追っかける」という弱肉強食な心理に陥るほどなので、そんな感情は全く沸かないのから違う(笑)。

 

そして、そんな幸運に出会うことはないと思うが「じゃあ、自分がミヤジにもし遭遇したらどうするか?」に関して考えてみた。

数日経過してもどうしても誰かに言いたくなった時にミヤジ本人に届いてもいいような言葉で、本人が嬉しく思う、もしくはパブリックイメージを壊さない程度で感想を述べると思う。

↑これ理解できる人いるかな??

 

あ、なんか、だんだん心酔しきってる暴走する自分が出始めたのでその辺でやめておく(爆)。

そう、心酔してるだけだとなんだと思う。

 

顔ファン=女性ファンではないので、女性ファンを嫌っているわけではない。

顔ファン=音楽をきちんと聴いていないとまでは思っていない。

顔を褒めるファンがイヤという意味でもない。

 

エレカシファンで素敵なブログを書いている女性ブロガーさんはいる。

彼らの活動を私には書けない熱量と文章力で素晴らしいブログを書いていらっしゃる方がいて、今も読者として読ませて頂いている。

ブログ巡りは積極的にするほうではないため有名エレカシファンブロガーさんやサイトやSNSアカなども全然知らない。

 

このアメブロ開設当初のドン引き事件(爆)より前、1999年、TV出演の観覧に当たり一人で観に行った時も同じようなドン引き体験をしたことがあり、ファンと交流は少し躊躇してしまう…というか、ずっと引きずっていた(いる?)。

 

有名なTMCスタジオで、トークなし、一曲(演奏)のみのTV収録だった。

敷地外でまず並ぶ→敷地内で並ぶ→少しづつ移動させられたりしながらずっと並ぶ、2~3時間ほどの待ちだったと思う。

もっと長かったか短かったか記憶はもうない。

待つのはチケぴ店頭販売で慣れていたが、ほぼ女性ファンでしかもみんな大概同行観覧者がいた。

独りだったからなんだか落ち着かず、長く感じた。

本読みながらひたすらぼーっとして待っていた。

 

スタジオ入りが30分くらいになった頃かな?列がスタジオ出入口まで移動になり隣だったか前後だったかの同じくらいの世代に見える独りで来ていた女性とポツポツ言葉を交わすようになった。

そのまま何となくスタジオ入ってからもそのファンの人と近い位置で場所を確保した。

(幸運なことにかなり見やすい前方の位置に陣取った)

 

収録は「ガストロンジャー」。

リリース前の収録だった(はず)。

どのテレビ番組でもまだ放送されていなかったので、初耳だった。

 

メンバーがスタジオに入ってきて歓声は上がったが、なんだか重苦しいミヤジの無言の圧力。

 

演奏が始まる。

 

今までのアルバムにはなかったサウンド

こういう楽曲もこの人は作れるのか!という驚き

 

轟音

刺激

 

初めて聴く「ガストロンジャー」が生演奏。

「ライブ」だったのである。

あの演奏を目の前で聴いて、そして、その姿を見て、心が溺れた。

凍てつきそうな突き放す歌い方、でも体全体から発するパワーと激しさ。

 

イラついたようにも見えた姿はもの凄い緊張感を放っていて、激しい歌詞のあの曲に合っていて、もの凄い迫力だった。

 

ミヤジは一度も笑顔を見せることなく、歌以外何も発することなく、歌い終えるとさっさと消えた。

他のメンバーも、もちろん何も言わず。

 

照明に数種類の色を使っていたはずなのに、血のような赤い色だけがやけにはっきりと残像として残った。

 

その後もライブで「ガストロンジャー」の演奏は観ているし他のテレビ番組でも披露されたが、ヒリヒリ感は私が観た中では断トツだった。

 

とてもじゃないが、「キャー!」なんて言えない…って思った。

…が、周りのファンはキャー!!って言っていた。

なぜ、私はキャー!!って言えないのだろうな…

(久しぶりにこの「キャー!!」についてブログで書いたな…)。

 

…。

「すごかったね…」と収録終わってから、興奮冷めやらず、その人とお茶することになった。

その人はファン歴は私よりは少し長いらしいが、いわゆる「古参」ではなかった。

*「古参」→当時から「古参」といわれていたのはアルバムEPIC時代からのファンだった。
 

でも私より長いわけだから、色々楽曲のこととか詳しいのかな?と(私は雑誌とかお金なくて買えないが読んでいるっぽいし、と)期待した。

 

…しかし、その人は、ミヤジの女性関係の噂(有名なエピソードのフラられて何度も電話した逸話とか当時の芸能界の彼女さんとか)、着ている白シャツがアニエスbとかどこどこの駅に出没することが多いらしい、とかそういう「外野」の話しかしなかった。

ミヤジとつき会うときっとこうじゃないか?あーじゃないか?とか。

 

そして、私がエレカシを語る上で大切に思っていた曲、「遁生」をどうやら知らない(覚えていない)ようすだった。

当時「新規」ファンだった私は、エレカシのリリースされたアルバムは全て一気に購入し聴いてはいたが、シングル曲は1枚しか持っておらず、雑誌は追っていなかったから、色々な曲のエピソードとかシングルにしか入っていない曲などの情報も全然知らなかった。

見た目は追っかけタイプではなく音楽オタ系な人だったのでそんな話が聞けるかも?と期待していたから落胆してしまった。

そのコが悪いのではないのは今は分かる。

ただ、限りなく顔ファンだっただけだ。

 

噂話は、適度ならばどのアーティストでもそれなりにへえーと楽しいが、そればっかりか…ガクッ…という虚無感。

 

え??!!!「遁生」知らないの?え?アルバム「生活」聴いてないの?「遁生」を知らないの?!って…

…実際に「遁生、知らないのですか?!」とは流石に失礼なので聞いていない。

↑そういう私も、「この曲がさーどーのこーので~」と言われても曲によってはどのアルバムだったっけか?とタイトルと曲が一致してないのあったりする。

バンドの歴史が長くなるとマジでごちゃごちゃになる。

エレカシ以外でもたまにある。

浮気症で沢山音楽聴きすぎだから(と、言い訳する)。

まあね、つい最近まで「生」を「世」ってずっとタイプをミスってたお前が言うか!って感じもあるが、「ここーはあたしの庭~♪(by.林檎)」なので(爆)。

*「遁生」はその後なのかな??詳しい経由は知らないがどうやら雑誌とかでもミヤジが何かにつけて昔の曲を引きあいに出すときにたまに挙げるようになったらしく、コアなファン以外でも認知度が高い曲になっていったらしい。昔からそんなにファンとは交流していない方なのでこの曲について語り合ったことはなく、ファンの本音的なリアルな評価は知らない。エレカシ堕ちした当初、BBSでは「生活」の頃までが一番好きなファンはかなりいたがメインで話題になっているのはやはり当時リアルタイムでリリースされた曲についてばかりだった。

 

お茶したあと、連絡先を交わさず駅で解散した。

向こうは向こうで噂話を何ひとつ知らない私と交流するメリットがなかったのだろう。

もしかしたら、私の反応が鈍くて気を悪くさせてしまったかもしれない。

もしかしたら、自分がどれほどエレカシの曲を好きなのか初対面の私と話すのがイヤだったのかな?とか帰路の途中考えた。

そんな私も、その人に野音で初めて聴いた「遁生」にどんなに感動したかはっきり話していない。

 

…否…。

今思い返しても会話の大半は音楽の話よりもミヤジの噂話だったかな…。

 

…と、引いてしまった過去がある。

 

その後、掲示板でチケットを定価で譲ってくれた別の女性ファンは、エレカシの音楽をすごく好きなことが会場に入り開演するまで話をしている中でわかってほっとした。ただ聴いている音楽はエレカシオンリーなタイプだった…。

 

色んなファンがいてもいいじゃないか、と思われそう。

基本的には色んなファンがいていいと思うほうだ。

ミヤジがTVに出てると観るが、アルバムを買うほどのファンじゃない、というお茶の間ファンでもなんでも、いて良い。

エレカシはそうでもなくて、ミヤジのソロしか聴いていないとかも。

自分も映像作品や音源を買うほどじゃない、レンタルで済ます、程度のファン度しかないタレントさんやミュージシャンは沢山いるし。

 

あの日は「期待」してしまった自分が悪い。

ファンには色々なタイプがいるのはもう高校生の頃から色々体験しているので、自分と全く同じベクトルを持つファンなんていないのは頭ではわかっていたのだけどね。

 

…TV露出が増えてから、エレカシ(というかミヤジに対して)の顔ファンが多くなり「ファン」の交流に苦手意識を持っていくようになってしまった。

あと、ライブには日程が厳しかったり、タイミングが悪くてなかなか行くこともできなくなった。

そして昔は独りで観に行っても全然平気だったのが、会場に女性客が圧倒的に増えてからは始まるまでの妙な居心地の悪さが増えていき、フェスにも出るようになると、余計現場から遠ざかった…。

独りでライブに行くことは、他のバンドならば全然気にしないのにね、何故だろうねぇ…。

 

「宮本さん、テレビで見たよーカッコいいよね」とかそのくらい軽いテイストの人とのほうが話をするのは相変わらず楽だった、平気だった。

「エレカシファン」と名乗っていての、偶像崇拝が激しいファンが苦手になった。

正確にはエレカシの音楽を聴いていてもそこにリアコが入ってるファン…。

 

顔ファンやリアコファンを完全否定しているわけではない。

購買層になるし(爆)。

自分も全然売れていないバンドの追っかけしていた「リアコ」ファンは十分に経験しているからその人達の存在そのものを否定しているのではない。

 

そんなことや想いがあり、エレカシのことをブログに書くとリアコこじらせミヤジ顔ファン女(爆)をも引きつけてしまうのか!!!!!と敬遠するようになった。

 

それだけではなく「エレカシ好きとかいうと、同じ女性として同じような顔ファンだと思われるのか?それは絶対に」と言う感情も起きてしまいアメブロで書くのを避けるようにもなった。

 

ミヤジをヴィジュアル的なニュアンスで「カッコいい」とか「カワイイ」と書くことも躊躇う。

 

「声だけではなくて顔ごとスキですが(笑)。細い足も(笑)、あ、鎖骨も綺麗ですよ(笑)。」

…と、そういういつもの私のノリで語ることを避け続けた。

↑ぶっちゃけ、声だけじゃなくて顔も鎖骨も脚も手も髪質も上腕二頭筋もおでこも体のラインも全部スキだし、「あ~~かわいい」と思ってTV観てることもあるんだが(爆)。

 

なんかね、ミヤジを色々な媒体で見ていると、ギリシャ神話に出てくるような人物やシーンの彫刻や石膏をふっと思い出してしまう。

ヘレニズム辺りの人間の美しさそのものを。

昔から今もずっと普遍的な美しさを保つ「輝き」のようなものを想ってしまう。

 

なんでだか分からないが「ふっと」思ってしまう。

全てにおいて「美しい」と。

(↑心酔度が漏れてる…)

それは、彼が被写体としての美しさやカリスマ性を持っているからなのかもしれない。

普段、普通に「美しいな」と思ってはいたが、何でか?は考えたことはなかった。

↑初めて「被写体」としての美しさに気づいた。

 

誰かのアーティストのファンだったらライブの瞬間の写真で、顔が凄いことになって歌ってるボーカルとその体の迫力のある構図は「ファンである自分が見るとカッコよく見える」そんなものだと思っていた。

だから、彼の美しさは私が「ファン」だから美しく見えてるのだと思っていた。

「被写体」としての魅力がそもそもあることに気づかなった。

(↑こーゆーことを書くと逆にどこかで私がドン引きされてしまうのだろうか??爆)。

だが、リアコファンと同列にされるのは心外なのだ。

 

少し脱線、戻す。

 

色んなミュージシャンのファンの中である一定層の男性ファンが「女のファンはさ…」とか「女のファンは音楽分かっていない」的なことを言い出す場面に嫌と言うほど出くわしてきたので、そういう男性ファンに「コイツもミヤジの顔ファンだろ?」的に読まれるかもしれないのも嫌だった。

「ミヤジ、かわいー」と言っただけですぐに顔ファンって決めつける男性ファンとかもいる。

私の場合は特にアイドルもロックバンドも聴いているのでただのミーハーなだけだろうと思われがちだ。

自分にはわりとミーハーな部分もあるけどね…。

 

エレカシに限らず、「××のファンです」とライブハウスで男性ファンとお互い好きなバンド話をした時に「××の〇〇が好き?あー顔、いいから人気あるよねー」と言うような音楽ファンもいた。

イケメンバンドマンは好きだが、音楽ありきだぞ??

音楽が気に入らなければイケメンだけではファンにはならないぞ???と思うのだが…。

 

今回のカヴァーアルバムを「女(ファン)が喜ぶアルバム」呼ばわりしていた男性ファンもSNSで見かけたが、ミヤジの好きなようにやらせてやれよ??と思った(笑)。

しかも、BBAのファン層増やしてるだけじゃん的な言われ方までも…

 

…そういうような色々な因子が増えてしまいブログで積極的に書くことは避けていた。

 

どのミュージシャンのファンにも色々なファンはいるので、気にするのは時間の無駄なんだけどね。

そういう自分も好き勝手に感想述べているので、ファンは好き勝手にポジティブもネガティブも言ってしまう生き物なんだけどね。

 

<心の中の深淵>

 

古いエレカシの曲を聴くとミヤジの書く歌詞ほどではないが自分も若い頃に腐っていた時期があったのを強烈に思い出すことがある。

初期のEPIC時代のアルバムはキツイくらい重い。
ファンになった当初はそこにもとても惹かれたのだが。

 

今でもWALKMANの好きなアーティストの楽曲をリスト化した「邦楽リスト」にはエレカシだけは入れていない。

シャッフルして不意打ちにエレカシの曲がかかると「撃たれた」ように固まってしまうことがあるから。

大袈裟にいうとそのくらい曲によっては、私にとって曲の存在が重い。

*エレカシ全リスト、(自分が特に好きな)ベストリスト、ミヤジソロリストはWALKMANに作ってある(笑)。
 

しかし、新しいシングルやアルバムがリリースされたり、プロモの一環でメディアに出たりがあると、「(曲の歌詞等)これはしんどい」とか「(プロデューサーアレンジ等)これじゃない」みたいな複雑な気持ちを持ってしまうことがあった。

全てシャットアウトしたくなる程モヤモヤしてしまいリアルタイムで彼らの音楽を追うのを止めるような時期も結構長くあった。

音源は結局、気になって後からチェックするのでリアルタイムで追えば良かったー!!テレビ出てるの全然観ていない!ってなることもある。
 

それはファンとしてどうなのか?と自分で思うこともあり、堂々と「エレカシファンです」って「コアなエレカシファン」の前では言えない気がいつもしていた。

ライブも滅多に行けていないし…。

今もそう。

アメブロやり始めても、自己紹介プロフに好きなアーティストに名を書くことすら躊躇った。

→とうとう解禁しちゃったけど。


なぜ、リアルタイムでの音楽活動を追うのまで回避したくなるくらいの気持ちが自分に起きてしまうのか??


昔、二十代の頃、ミヤジの中に自分を見た。

否、自分の中にある「ミヤジ性」を見た、みたいな…感じ。

そんな風に心酔しきっているからなのだと思う。

曲に同調しすぎて現実では何もなくても妙にブルーに陥ってしまったりすることもある。

たった一曲を聴いているだけで、孤独を感じてそれを辛く思ってしまっていた頃の感覚まで再現されてしまい、心が淀み、やり切れなさでいっぱいになってしまうこともあった。

そして、自分の中の「ミヤジ像」と一致できない時には与えられたモノを楽しめない自分が出てきてしまう。

そういう時は、回避してしまう傾向が続いた。

 

彼のことをイケメンバンドマンとか男としてもカッコイイとかよりも「人間くさいミヤジ」として愛おしく想い、しかし、彼のパフォーマンスは吸引力が強すぎて、決して手の届かない神みたいに思えたり、林檎姫のように「唯一の楽器」に思えたり、と「スター」な存在として心酔していても…。

↑「ロックスター」とはちょっとニュアンスは違う感じ。

 

…ミヤジのことを語ると所謂面倒くさいオタクになり、グタグタ長くなるのでこの辺でやめる(爆)。

 

と、いうファンとしての屈折度を述べてみた。

ドン引きされても公開してみた(笑)。

ここまで赤裸々に書いてしまうと後日やっぱりこれ読まれたくない!って思って突如アメ限にするかも(笑)。

 

結論。

ファンって、色々な人がいますよね!ってブログです!!

(違う・爆)

 

<新>

 

なんで今になって急に解禁したか???

 

これはねえ…。

 

単純に、独歩。がリリースされた頃よりも10月4日の野音配信ライブを観て、熱くなったから。

 

楽曲が気に入らなかったからという理由ではなくて、音楽そのものを新しく追うのをやめていた時期もあり、(その後に他のアーティストに浮気していた頃も沢山あったり・爆)全然活動を追えていない時期もあった等の紆余曲折をしまくっていたのでエレカシのライブ自体、配信だったけれど本当に久しぶりだった。

 

行かれなかったライブは御縁がなかったと割り切りが簡単に出来るほうなのだが、最近のことでないが未だに25周年、30周年ライブは本当に行きたかったあああ!とこの前も思い出してしまった…。

(独りだと居心地悪いなんて言ってる場合じゃないようなーと流石に思っていた記念の年だったから)

…でも、色々あって行かれなかった。

もう、あれらが観れなかっただけでここ何年かは色々なアーティストのライブを観に行かれない諸々の状況なんて、私にとってはさほど大したことではなかったくらいだ。

 

配信を観て、ソロ曲も大好きだけど、エレカシ、やっぱり好きなんだよなあ~って。

上手く言えない。

感覚的なモノなのだが「書かずにいられない」となった。

書き方を選んでいる自分にも面倒くさくもなった(笑)。

 

これから、何かリリースとかある度に書くぞ!というマメなタイプじゃないから気が向かないと書かないと思うし、元々「語れんのじゃ!」があるし、ミヤジの誕生日に心を込めたブログ書きなんて死んでも公開するものか!!!と思っているので沢山は書かないと思うけど。

(↑まだまだ屈折中・笑)。
 

本当は12月中にUPしたかったが間に合わず、年明けてやっとupできたブログ(爆)。

新年なので私も新しくエレカシネタ解禁!ってなったということで。

 

↑これからこんな↑ブログ書きが増えるのか~とげっそりしている読者さんがいるかも??ブログ引っ越し(エレカシネタだけのブログ)も考えたが、「それだけ」書くのはムリだと思った。

このブログ、初期から読んでいる人は知ってると思うが、ほぼchaosなので…自分の思っていることをジャンルレスに常に書いていたい(爆)。

 

因みに、屈折編、苦情に関しては全面スルーします(笑)。