1回目の手術から1年経過。 | wandering blue

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うわー、もう1回目のオペから1年経過したのね…。

 

全然、入院本編ブログ書けてなくてすみません。

いまだに本編書くのが気が重いトラウマになってるとは…(爆)。

 

本編は1回目の手術日のことしか書いていないので、2回手術と言うこともなんのことだか分からない人もいるかもしれないですね。

1回目の術日のブログが長すぎて自分でも読み返すのが面倒でした(爆)。

 

主治医が手術の細かい経過は家族にも私にも殆どしなかったので、私もざっくりな概要しか分かりません(爆)。

(*私の主治医は聞かれたら答えるが、丁寧な説明をするほうではないです。神経質な患者さんとは気が合わないと思われます・笑)

 

ざっくり言うと、1回目は、スクリューを椎体間にねじ込む作業と骨を削ったりして痛みの原因になっている神経を解放させる作業と先天性の奇形の骨を整える準備作業…みたいな感じです。

*腰椎胸椎の後方固定(矯正)術。腰椎5番~胸椎8番まで固定しています。スクリューは腰椎の1、2番の間は奇形がひどくて狭すぎてねじ込むことが出来なかったそうです。

 

先生曰く1回目の手術は「仮止め」。

 

2回目の手術で1回目のスクリュー留めの修正や決定とロッドで固定、奇形の骨の形成などを仕上げる感じでした。

 

1回目も2回目もどっちが痛かったかと言うと、痛み度合はどちらの術後も変わらない感じでした。

 

オペのトラブル…と言うと大袈裟ですが、気管挿管のトラブルとか蕁麻疹体質から原因の術後経過の悪さは1回目のほうが悪かったのですが、2回目は術後は自覚症状は殆どないのに電解質の数値の異常が起きたり、リハビリで立ち上がるまでが低血圧を起してしまい通常より遅いスタートになったりとありました。

でも、退院日はこちらの都合で日時をずらしてもらいましたが、想定内におさまりました。

 

この手術、術後2週間で基本的には退院です。

術後は絶対2週間後なんてムリだー!!って思いました。

↑*家族のサポートがないと厳しいです。

 

強いて言うならば…1回目のほうが色々メンタルがやられた感じでした。

 

術後痛いとか寝返りうてないとか眠れないとかは、先に腰椎後方固定術をされたブロガーさんの感想を拝見させていただいていたので、予想したいた感じもありそれに関しては不便ではありましたが開腹手術経験もあったのでそれなりにやり過ごせました。

 

1年経過して、この1年どうだったかと振り返ると、退院後~術後3ヶ月くらいがメンタルもそうですが、身体の回復するのがゆっくりに感じていて、一番しんどいかったかもしれないです。

 

本当にこの先、下に落としたモノとか拾えるようになるのだろうか?とかちょっとした動作が全然出来なくてヘコみました。

 

↑今、拾えます(笑)。

 

ただ、腰椎L5から上は胸椎8thまでがっつり固定したので、反るのは出来ません。

可動域は狭まりました。

 

私は先天性の奇形なので、特発性とは骨の柔らかさなどが違うので何とも言えませんが、もし学生時代に、体操部に入っていた頃に手術を受けていたら部活は辞めるしかないだろうと思いますが、体育も出来ない動きが確実にあるのでその辺りが、学校の先生は理解出来るかな?と思いました。

学生さんで手術を受けられた方は骨がまだ柔らかいので術後経過は良好だと思うのですが、それまでの安静が必要な期間中、座っているだけで辛くなることなども含めて、学校側に理解してもらうのは結構大変なことだなと思いました。

↑*学校の先生って…医学の知識は体育の先生でも(マジで)あまり理解力が……以下自粛(爆)。

 

術後、学生さんで学校の協力が上手く得られない場合は、手っ取り早く、術後のチタン製のロッドとスクリューが埋め込まれた画像を担任の先生や体育の先生には見せたほうが話が早いと思いました。

 

教科書とか入った鞄も重いだろうし…。

 

退院後、お湯を入れてるポッドが2キロなのですが、お湯を沸かしてもやかんから入れる作業だけでも重かったですから(笑)。

 

この前、母から姉の部屋の小さめの箪笥を少し動かしてほしいけど自分では動かせなかったので出来そうだったら…と頼まれました。

うちには男手はいるが、全く役に立たない・爆)

 

術前から、大きなモノを動かす作業は私が大概やっていたのですが、術後(退院後)はお布団すら敷けなかった期間があるので重い物運びは出来ずにいましたが…

 

…あっさり、箪笥が動きました(笑)。

とくに、腰が痛い!と言うこともなく。

 

日常的には、どんな時に腰にまだ負担がかかるなーと思うかと言うと、重い荷物を長く持っている時がじわーと「あー腰が辛くなってきた…」と感じることが多いです。

激しめの掃除とかも(激しい掃除…??)

 

あとは、腕と肩を使うような、胸椎側を動かす作業やストレッチは筋肉とチタンが剥がれそうな(←イメージの)チクチクした痛みが起こる時があるくらいです。

…ストレッチは無理しないようにしています。年齢的に骨と肉がくっつくのが遅いかもしれないので…。

 

痛みがあっても私の場合は鎮痛剤も湿布も貼るほどではないです。

(痛みに関しては個人差がかなりあるかと思われます)

 

疲れやすさはまだ術後1年なので、全身麻酔の手術後で大きく切開したため疲れやすいですね。

 

あ、PCを使う姿勢よりも書類を書く作業の姿勢のほうが長時間はしんどいですね。

術前よりキツイです。

 

寒い日のロッドの主張(背骨に入ってまーす!!感)は、相変わらずです。

突っ張り感。

…一生消えないかもしれないです。

 

臀部や腰部や術位の皮膚の麻痺の感覚は、まだあります。

鈍くなっているので日常的には全く気になりません。

 

あとは…

 

…患部のドレーンが入っていた辺りが猛烈に痒くなる時があります。

湿疹とかは出来ていないのでケロイド体質特有の痒みだと思われます。

 

1年経過しても、その途中で下垂体ホルモンの数値が低下してしまったので、そっちの具合があまり良くないので、術後経過は順調ですが、健康体からはちょっとまだ遠い感じです(爆)。

 

この手術で固定範囲が広い場合は、あまり年齢がいってからよりも、そこそこ若くて骨が柔らかいうちのほうがいいのかなと思う反面、(日本では)最後の選択になる術式なので、私は手術を考えて迷っている人に「受けたほうがいい」とは簡単には答えられないです。

 

術後、手術をしたことを全く後悔していないかと言うと、「後悔したところで戻れない」ので後悔はしない。

と、考えるしかない感じです。

 

手術をしてくれる医師も少なかったので、手術を受けれると言う選択肢があったことは良かったことでした。

 

神経ブロックも効かなかったし、手術の可能性は最初から全く考えてくれない医師も多く会ってきましたから。

 

私の場合は手術したから股関節の痛みなど(脊柱管狭窄症の症状)が完全に治るとは言い切れないと言われていました。

 

圧迫された神経の開放とかの手術自体は成功しています。

 

が、長時間の作業では前と同じ個所が同じように痛むことも少し出てきました。

(多分、それを主治医に言っても手術は成功していると言われるだけなのと、言ったところでどうにもならないでしょう!!)

 

変化した身体と上手く付き合っていくしかないので、それなりにやっていこうと思ってます。

 

もう少し暖かくなったら…もっと、身体を鍛えないといけないので(体重増えたし…)、筋トレのメニューとかを出来る範囲で考えたいなと思っています。